血糖値が爆上がり
私は三叉神経痛という持病がある。
胆石・痛風・三叉神経痛と三大激痛に数えられている。
ところで、この三叉神経痛、発症するといい加減にしてくれというくらい痛くて厄介なのだが、一ついいことがある。
それは血糖値が高くなると発症するようなのだ。
血糖値が高くなって糖尿病になると、神経が過敏になることがあるからと、我が主治医の先生はおっしゃっている。
なぜ、これがいいことなのかというと、実は糖尿病、自覚症状がない。
痛い、痒い等々の症状が一切無いのだ。
したがって、血糖値が上がって状況が悪化しても、検査するまで自分ではわからないのだ。
血糖値を上げないようにするには、糖分をとりすぎないよう、食事の取り方が重要なのだが、この加減が分からない。
食べ物によって、何単位とか指標があって、1日に取る食べ物の量の目安があるのだが、いちいち計算なんかしていられない。
だから、ついつい、糖分をとりすぎたりして、症状を悪化させてしまう。
ところが、私の場合、血糖値が上がると三叉神経が痛み始める。
つまり、自覚症状のない糖尿病が自覚症状があるのと同じことになる。
それも激烈な痛みとして表れる。
これは、ありがたい。
そこで、三叉神経痛が出始めると、そろそろ血糖値がやばいことになってきていると気をつけるようにしてきた。
ところが
今回定期検診に行ったら、何と、血糖値が爆上げになっていた。
何だこれは。
毎年のことだが、正月は血糖値が上がる。
雑煮、ぜんざい、和菓子等々、誘惑に事欠かない。
その上、自宅待機もあって、チョコレートなんか、1日に数枚食べていた。
それでも、三叉神経が痛まないので、まだ大丈夫だろうと思っていたからなのだが、客観的見れば、あかんでしょうレベル。
なぜ、三叉神経が痛まなかったのか。
三叉神経痛対策をしたことが原因かも知れない。
糖尿病の警報装置とすればとても有効なものだが、痛いことは痛い。
すごく痛い。
だから、痛くなくなるよう幾つか工夫した。
それが功を奏したのかも知れない。
と、同時に、警報装置として役立たなくなった。
ということか。
ヨメ・ハン皇帝に血糖値が危機的状況になった。
「炭水化物を抜く食事をお願いしたい」、と言ったら、「愚か者めが!」と睨まれた。
そして
これが出てきた。
うわ〜ぉ・・・
お怒りがビシビシ伝わってくる。
もっ、もんくは・・・言えない。
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