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ジムでのトレーニングと屋外でのトレーニング・・・使う筋肉がちがう!
どうせ、屋外でトレーニングするのなら、自然環境をそのまま使ってトレーニンしてみるかと思ってやってみた。
まず、公園の縁の砂丘まで、高低差3m、距離50m、往復で100m。途中に階段が2mほど、段数で10数段。
これを10往復、軽くダッシュをやることにした。
途中で方針転換。無理、10往復、無理。
ということで、6往復。
無茶、息が上がる。最後の2往復なんか、足が重い。階段を駆け上がるというより、歩いて上がるような体たらく。
3セットやるつもりだったが、2セットでギブアップ。
ジムのトレッドミルで鍛えてあったから、楽勝と思っていたが、そうはいかなかった。
だいたい、軽いダッシュと言っても、走ることには変わりはない。
私は、もっぱら歩きの鍛錬をしてきたのだが、走るとなると様子が変わる。
そして、走った後の階段の登り降り、それも一段づつというのが、結構効く。足が酸欠状態にでもなった感じで、重い。
もっとも、100mの途中に3mの階段を上り下りするのを600m走ったわけだし、最後の50mは全力疾走だから、まあ、そんなものと言えばそうだけど、やっている途中は、目の前の50mしか目に入らない。なんだこれは、と愕然としながらやっていた。
バー・ハング、これは1分27秒持ち堪えた。
前回は、1分13秒だったから、記録更新。惜しむらくは、あと3秒耐えれば、1分半と区切りの良い記録になったのだが、まあ、よし。
その後、海岸沿いの遊歩道をウオーキングと思ったが、どうせなら、素足で砂浜を歩いてみるかとなった。
これも、走るわけでもなし、歩くだけだ、砂浜だとて何ほどのことがある、と、たかを括って歩き始めた。
勝手がちがう!
波打ち際の水で濡れた砂は、しっかり固まっていて、陸上の地面と変わらない硬さだが、乾いた砂地は、柔らかい。
当然、それは想定していたが、想定外のことが起きた。
踵が砂地にめり込む。
そんなこと当たり前と思うかもしれない。
踵だけが、めり込むのだ。
足裏全体がめり込むのではない。
私は足の骨で地面を押す歩き方を練習してきた。
言ってみれば、全体重を踵付近に載せる歩き方だ。
この方法で歩くと、ちょうど竹馬に乗って砂地を歩くような感じになる。
踵が砂にめり込むのだ。
すぐ原因がわかったので、足裏全体に体重を乗せようとしたが、できない。
足首が固定できないのだ。
それはそうだ。踵に全体重を乗せるようにするときは、足首の力を抜いておかないと、うまくいかない。
その歩き方が身についてしまっている。
足首を固定して、足裏全体に体重を分散すればいいと頭ではわかっても、足が砂地に接地した瞬間、体が勝手に反応して、足首の力を抜いてしまう。
結局、何年もかけて訓練してきた私の歩法は、硬い地面対応の歩き方だということが分かった。
硬い地面では、最も効率の良い歩き方だと今でも思うが、砂地はもちろん、柔らかい地面では使えない。
その後40分ほど砂浜を歩いた後、堤防によじ登った(その頃には、ふくらはぎにきていて飛び乗れる状態ではなかった)が、脹脛が痙攣して痛い。
帰りは、遊歩道をシューズを履いて帰ってきたが、なんと靴を履いて硬い地面を歩くことの快適なこと。
家に着いたら、スクワットをしても滅多にならない、太ももの筋肉が筋肉痛になっていた。
これはダッシュのせいか、砂浜を歩いたせいか、わからない。
とにかく、ジムで器具を使って鍛えても、そのままでは、屋外=自然環境では通用しないことがあるということを痛感した。使う筋肉が微妙に違うのだ。
トレーニンをなぜするかといえば、屋内外=自然環境下での活動を自由にできるようにするためなのだから、こりゃ、考えなきゃならん。
今後は、もっと自然環境下で、自然な動きでの鍛錬をもう少し取り入れようと思ったものだ。
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