クライアントインタビュー🎤「久しぶりにご飯どうしようって心配をせずに楽しめたのが嬉しかったです」
こんにちは。ライフコーチのよしです。
この記事は、会食恐怖症をテーマにコーチングセッションを行ったもこさん(大学4年生)へのインタビュー記事です。
4月から5ヶ月間コーチングを継続していただいています。これまでの旅路の振り返りを兼ねお話しさせていただきました。もこさん、ありがとうございます!(※2024年9月現在のインタビュー内容です)
※セッションの内容は守秘義務のため通常は公開しないのですが、インタビュー内容・写真の掲載ともにもこさんの許可をいただいた上で公開しています🙏
▼この記事はこんな方に読んでもらいたいです
1. 二人の出会い
これまでは、会食恐怖症当事者が集まるコミュニティでちらっとお話ししたことがある程度でした。
よし:食べカフェ関東(食べなくてもいいカフェ)で初めてリアルで会ったよね。
もこ:懐かしいですね。
2. もこさんがこれまで取り組んできたこと
よし:会食恐怖症を良くしていくために、これまで他のサービスを受けたことはありますか?
もこ:ないです。これまでは同じ症状を持った人たちと交流したり、食べカフェ(食べなくてもいいカフェ)やSinka(当事者コミュニティ)もそうですけど、それで安心感は得た状態。でも実際に食べに行くと緊張しちゃうな、みたいな感じ。
▼もこさんのこれまでの歩み(セッションを受ける半年前の記事です)
3. コーチングの最初の印象
よし:コーチングを受ける前は、コーチングってどんな印象でしたか?
もこ:コーチングって名前だから、「こうしたらいいんじゃない?」とかアドバイスをくれる人かなと思っていました。実際は、自分の中にあるものを引き出してくれるみたいな感じなんだなって、最近はよく分かるようになりました。
よし:体験セッションでコーチングがどういうものか知って、受けてみてどうでしたか?
もこ:自分の中に答えがあるはずなのに、自分の中の感情に気づくのはそう簡単ではないなと思いました。自分のことは知っていると思っていたけど、案外分かっていないのかもと思いました。
4. 継続的にコーチングを受けての変化
よし:コーチングを受けて、何か変わったことはありましたか?
もこ:カチコチちゃん(*1)が、自分の中に住んでいるみたいな意識ってしたことがなかったので、キャラクターとして自分の中に存在していると思うと、可愛く思えて、愛着が湧いてきました。不安に思っちゃうネガティブな気持ちも自分の一部なんだなと感じられるようになりました。
よし:これまではネガティブな感情はどうでしたか?
もこ:今までは見ないようにしていたというか、会食とかの場面でも、どうにかやり抜けようとその場をしのごうとしていた感覚がありました。
よし:出会ってみて、しのぐよりは、どんな感じになりましたか?
もこ:自分の中に居座っちゃってるから、それも受け入れて、食事とかに行って、食べられないかもと思っちゃったりしても、カチコチちゃんいるなって感じられるようになってきて、客観的になったかなって思います。
よし:大変化ですね。すごーい!その変化って会食場面に影響を与えたと思うんですけど、人生全体への影響はどうですか?
もこ:会食恐怖症を克服したとは思っていないんですけど、前よりもご飯の抵抗が少なくなってきた気がしています。最近では友達が遊びに誘ってくれた時とかご飯の心配をあまり感じず、素直に行きたいと思えることが増えて嬉しいです!
5. コーチングを受ける前と今
よし:コーチングを受ける前のお悩み、改めて今見てみてどうですか?
もこ:ご飯を気にして遊びに誘えないとかはあんまり今はないかなって思いました。そこまで食事自体を不安に思う度数が減ったと思いましたし、「この後ご飯に行く流れにならないか心配」は今もよぎるなと思ったんですけど、そこまで過度に一人でテンパってるみたいなことはなくなったかなって思います。
よし:何がそうさせたんですかね。コーチング以外でもいいのですが。
もこ:今年の4月から友達と月1カフェをしていて、色々なカフェに行くことで外食に慣れていったことは大きいなと思います。だけど、私の場合カフェとご飯屋さんではハードルが違って…
よし:確かに。わかります。
もこ:やっぱりまだご飯屋さんは緊張があるなって思ってたので、この前の旅行、大阪と京都に行った時は、ご飯の心配っていうのがあったんですけど、そこでカチコチちゃんが自分の中にいるってことに気づいたら、本当にご飯屋さんに入っても緊張しなかったんですよ。うふふ。
よし:すごいですよね!
もこ:自分でもびっくりで。認めてあげられた。より具体的に、ここに何がいる・ある、みたいな。ここにカチコチちゃんがいて、って認識できたことがよかったのかなって感じてます。
よし:これまでの旅行の中で一番楽しかったって言ってくれてましたよね。
もこ:楽しかったです!久しぶりにご飯どうしようって心配をせずに楽しめたのがすごく嬉しかったです。
6. いつもセッションが終わってスッキリした気持ちになる
よし:最初の体験セッションと継続セッションを受ける中で、コーチングの印象は変わりましたか?
もこ:最初の方は、悩みがポンポンと出てきたんですけど、最近は何が悩みかな?みたいな。そう簡単に見つからなくなったというか。話すことがすぐに出てこなくなった感じがします。それはなんでなんだろうとは思うんですけど。
よし:悩みが減ったんですかね?
もこ:セッションが終わってスッキリした気持ちにいつもなるので、それで自分の中で解決できていって、その積み重ねで悩みが少なくなったのかもしれません。でも今はまだわからないです。
7. もしコーチングを受けていなかったら
よし:もしコーチングを受けていなかったらどうだったと思いますか?
もこ:どんなことが自分を不安にさせているのかじっくり自分の中の思いまで見つめて探していけるのはコーチングしかないなと思っていて。自分の本当の願いに気がつけたからカチコチちゃんがいることにも気がつけました。
コーチングを受けていなかったら、前までのように不安をコントロール出来ないままだったかなと思います。
よし:不安や悩みについて深く話すっていう。なんかこう…そういう1時間ってあまりないかなと思います。日常とか、食べカフェとかに行っても自分の感情と深く向き合うことってあまりないかなって。
もこ:そうですね。
よし:コーチングの時間はもこさんのためだけの時間なので、食べカフェやコミュニティとはまた違った時間になるのかな。自分のことについて話すのって簡単に話せなかったり。人も場所も選ぶだろうし。
8. よしの印象
よし:コーチとしての私の印象はどうですか?
もこ:いつでも優しく温かく包み込んでくれるような感じで。私が答えとかに悩んでいて、自分で答えが出なくて悩んでいる時に、「もしかしてこういうふうに思っているんじゃないですか?」って言ってくださる、私の気持ちを汲み取って言葉にしてくださるなって思ってて。それが結構、あ、そうかもって腑に落ちることがすごく多くて。すごいなって思ってます。
よし:私も、合ってるかわからないけど出してみようと思って感じていることを出していて。コーチングはコーチが上とかではないので、お互いに作用し合う(パートナーシップ)のも大事にしたくて。それが上手くいってるのかなって感覚もありますね。
もこさんがクライアントでよしがコーチで。クライアントとコーチっていう関係性を体験してみて、実際どうですか?
もこ:コーチが上とかそういう感じはしなくて。私の気持ちを見つけ出してひっぱりあげてくれる人みたいな感じ。
よし:私どこにいるんだろう。ちょっと上?ひっぱり上げるイメージって、もこさんはどんな気持ちになるんですか?
もこ:それでいつも自分の気持ちに気づける。スカーンとする感じ!
よし:ひらけてるというか、そんな感じですかね。
もこ:そうですね!
よし:そういうことを感じ取ってもらえてるとは!嬉しいです。
もし他の人にご紹介してくださるとしたら、何と言って紹介しますか?
もこ:どんな自分でも受け止めてくれる人。優しくてあったかくて。という印象があるので「安心して自分のことを話せる人」です。
よし:嬉しいです。会食恐怖症の方にコーチングを、となると、何か付け加えたいことはありますか?
もこ:会食の時どんな気持ちがあって緊張してしまうのか、自分一人では気づけなかったこともあるなと思っています。よしさんと一緒に緊張の奥にある「願い」まで追求できるので、会食恐怖症の克服に近づけるコーチングだなと思っています。緊張の原因に気が付き、自分の大切にしている思いまで気がつけると、食事で緊張することがあっても、「こういう願いがあるから緊張しちゃうんだよね」と自分を認められることにも繋がるなと思っています。私自身はそうして自分を受け入れ始めたら、人との食事楽しいなと実感することもありましたし、そう思えることがこれから増えていったらいいなと期待中です!
9. 会食への悩み度は70%から30%へ
よし:会食への悩み度は何%に変化しましたか?
もこ:もともとはひどい時で70%くらい。今は30%くらいな気がします。
よし:めっちゃ減りましたね。
もこ:そんなに考えてない。会食がどうだとか、あんまり最近は。今までは無意識に考えたりしてたんですけど、今はあまり考えてないかなって思ったので。30%です。
よし:その要素としては、何があったんですか?
もこ:カチコチちゃんを見つけたのがすごく大きかったと思っていて。「(カチコチちゃんが)ここにいるから。ここにいてください。」みたいな。認めてあげられたので。普段の生活とかでも、普通に共に過ごすみたいな感じで生活してます。あはは!
よし:わ~すごーい!
ちょっと余談なんですけど…カチコチちゃんを受け入れていく上で大切なことに、もこさんが気づいてるんですよね。
カチコチちゃんの存在に気づいて、それはもこさんの大事な一部分として確かにいて。そして、カチコチちゃんを指揮する人がいて。「カチコチちゃんがいるね」だけでもいいし、カチコチちゃんに気づいてくれる存在というか、私が「母なるもこさんがいるね」って(以前のセッションで)伝えたのはその辺りで。ちょっと上からカチコチちゃんに気づいて指揮してくれる存在がいる。そしたらコントロールしやすくなるみたいな。
もこ:まさにそれって感じ?
よし:だからすごいなって思って。
もこ:あはは!すごーい!
よし:カチコチちゃんに気づくだけでも癒される部分もあるんですけど、指揮する存在がしっかりあるので、圧倒されないんだろうなっていうのがあります。だから気づく力めっちゃある!って毎回思いながら。
もこ:よかったです笑
よし:っていう余談です。
さらにこんなサービスがあればいいな、というのがあれば教えてください。
もこ:今のままですごいやりやすい、言いやすいし今のままでいいなって。あとはシャドウ?を統合するワークをやってみたいですって感じです!
よし:シャドウ(あるタイミングでないことにしてしまった感情・自分の一部分)と出会えると癒しが起こるし、もっと創造力が生まれてきます。新たな自分の一部分に出会う感覚。大切な願いを持っているので、次回以降タイミングが来たらやりましょう。
じゃあちょっと記念写真撮っておきましょう!
もこ:あははーーー!記念写真!
よし:ちょっと整えて
もこ:整えます
よし:ではお好きなポーズで
もこ:はーい
よし:めっちゃ二人笑ってる!めっちゃいいなこれ。
もこ:あとでそれください!
よし:はーい!
自分にここまで向き合う時間ってないと思う
よし:もこさんから最後に言っておきたいこととかありますか?
もこ:自分にここまで向き合う時間ってないと思うので、自分の奥深くまで向き合える時間だなってことをお伝えしていただいて載せていただきたいです!
よし:わ~ありがとうございます!ほんとそうですよね。自分を深い部分まで知るって人生を変えるというかそういうものを感じているので、ぜひいろんな方に受けてもらいたいので、頑張ります!
コーチはあなたの無限の可能性を信じ、本質的な気づきと行動が生まれるよう伴走します。どんな発言も大歓迎です!会食恐怖症と人生にあなたらしい実りを実現していきましょう。
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まずはお試しから。当日はコーチングについて丁寧にご説明します。実際にセッションも体験していただきます!
※2025年1月15日以降、価格改定を予定しています。2025年1月14日お申し込み分まで現行の価格でご提供予定です。