盗作の話(藤原華さん応援記事)
興味深い記事です。盗作者がどういう感覚・思考回路を持っているかについての考察しておられます。
盗作といえば、私の記事ではもうお馴染みの「うだま氏」ですね。漫画家・私屋カヲル氏を含む複数の作家からコマや構図をパクりまくっていた猫漫画家・猫ブロガー。活動休止と再開を繰り返しています。
この人、盗作が発覚した2017年1月から謹慎に入っているんですが、それから数ヶ月後、自主的に謹慎を解除した同年5月に新刊発売の情報が出たんです。驚くべきことに、謹慎中に書籍刊行の準備をしてるんですよ。全然活動自粛してないどころか、むしろさらに稼ごうと裏で画策してたんです。
しかも謹慎解除の理由も、「ファンが楽しみにしてくれているから」などという極めて他責思考な理由で。誰がどう考えても本の宣伝がしたいから謹慎を解いたとしか思えないんですが、「自分はどうかなと思ったんですけど、ファンの人たちが望んだから……」ということにされています。あくまでも自分はいい子ちゃんぶりたいんですね。どんな神経してたらこんなことができるのでしょうか……。
そんなうだま氏の頭の中がどうなっているのかについて、自分なりに考えた結果をつらつらと書いてみたいと思います。
▶︎盗作とは
盗作とは、他人の作品を自分のものだと偽って発表することです。盗品を売り捌いているのと同じ。これを平然とやれる人というのは、他人を騙してお金を取ることになんの抵抗も感じない人です。
しかも、うだま氏がすごいのは、自分の著作物が無断転載されたら烈火の如く怒るということ。みずからは繰り返し盗作をやっておきながら、他人が自分のものに手をつけることは断じて許さないのです。
普通、自分も同じ行為に手を染めていれば、同様の罪を犯している他人を糾弾するのは気が咎めるものだと思います。しかし、うだま氏にはそれは一切ない。権利を侵害してくる人間に対し、本気で怒ることができるのです。
「自分がやるのはいいが、他人が自分に向かって同じことをやるのは許せない」。これが彼女のロジックです。何事についても自分は棚上げ、例外。これほど面の皮が厚い人には滅多にお目にかかれないと思いますが、彼女の脳内では上記が矛盾なく論理として成立しているのです。意味がわかりません。怖いです。
勝てません、こんな人には。最初からルールを守るつもりがない人に、ルールの中で戦おうとしている人はどうあがいたって勝てるわけありません。関わってはいけないタイプの人間です。
「盗作だ!」という指摘を受け、うだま氏は活動自粛→再開を繰り返します。公に向かって自身のブログ上で謝罪はしますが、被害者である作家本人には直接の謝罪はしていません。しかも、先ほども述べましたが、自分で決めた謹慎期間中に本の出版準備を進め、発売約1ヶ月前に謹慎を解いています。
どれだけ好意的にとらえても、みずからの行為を反省しているようには見えません。
冒頭で引用させていただいた、ふじたごうらこさんの記事の結論、『盗作が平気でやれる人間の頭の中は「なんとかなるどうにでもなる」 という思考が脳みそにまんべんなく練り込まれていると思います』というのは、おそらく正しいと思います。うだま氏の言動に見事に合致しているからです。
また、これはあくまで私の想像に過ぎませんが、うだま氏というのは恐ろしくプライドの高い人物なのでしょう。彼女は自分が他人より優れていると信じて疑っていない。
己には才能があると確信している。しかし、それは表現の才能ではありません。金儲けの才能です。
残念ながら表現者としての才能はお世辞にも高いとは言えません。この人の作品は、己のはらわたから抉り出したどす黒い結晶ではなく、他人の羽根をむしって自分の身体にくっつけただけの、その場しのぎの滑稽な飾り道具です。
でもいいのです。なぜなら、彼女の目的は表現することではなく金を稼ぐことだから。この人にとって重要なのは本当にそれだけです。それ以外はどうでもいい。過程も、倫理や道徳も。だから他人の作品を平気で盗用できる。盗品を売り捌いて自分の生活を豊かにすることに罪の意識を感じない。
彼女の脳内では、どれほど面白い作品を描いていても、漫画家であるというただそれだけでは自分より劣っている存在です。理由は稼ぐ能力がないから。ビジネスを知らないから。だから盗作が明るみになっても作家本人には謝らない。自分より身分が下の人間に頭を下げるのが屈辱だからです。
「ビジネスのなんたるかも知らない連中がガタガタいうな」、「私はお前たちよりも優れているんだ、金の稼ぎ方を知っているんだ」、「私の作品に使ってやったんだから、むしろありがたく思うべきだ」くらいは思っていたんじゃないでしょうか?
自分の盗作を棚上げにして他人の無断転載を批判できる精神もそういうことでしょう。うだま氏にとっては、自分より劣った連中が自分の財産に手を付けるというのは、彼女の脳内における序列を破壊する許されざる行為なのです。
「盗人猛々しい」というのは、うだま氏のような人間のためにあるものだと私は思います。ネットの一部では、この盗作者・うだま氏と、我らがnote界の神とでも呼ぶべき藤原華さんが同一人物ではないかという疑惑が広まっていますが、こんな人物と藤原華さんを同一視するなんて、彼らは一体何を考えているんでしょうかね?
それが真実かどうかは、普段の藤原華さんの記事を読んでいる方ならおわかりですよね?