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新しい相棒「BLACK INC 48/58」レビュー前夜

新しいホイール購入なぜなのか!

新しいホイールを購入しました。きっかけは、友人の落車によるホイール破損が始まりでした。友人が新しいホイールを購入する必要に迫られ、購入候補について議論している中で、その流れで私も新しいホイールを購入する感じに…(自分の意思をもって決めたことではありますが(笑))


ENVE SES 4.5が最高だ(のはず)

正直、ENVE SES 4.5以上に気持ちよいホイールは存在しないと感じています。しかし、約2万km使用したことで「他のホイールを試したい」という好奇心(ある種の機材沼)が発動しました。また、2024年にフックレスホイールであるENVE SES 4.5 で約9,000km走行する中で、9回ものパンクを経験しました。この頻度は異常値とも言えるもので、チューブド対応ホイールへの移行(逃げ)を考えはじめたことを否定できません。パンク要因は明確で、主にVittoria CORSA PROの耐久性で実質2,000km程度で厳しくなる点や、タイヤ特性において空気圧保持力が低い(呼吸するタイヤ)ことが挙げられます。にも関わらず空気圧管理を怠ったりして、リム打ちによるパンクが頻発しました。タイヤをGP5000に変更したことでパンクはなくなりましたが、バルブトラブルによる空気漏れは時折発生していました。


BLACK INC 48/58の選択理由

今回選んだホイールは「BLACK INC 48/58」です。この選択理由は、現在愛用している「FACTOR OSTRO VAM 2.0」のフレームとの相性を重視したためですね。FACTOR OSTRO VAM 2.0のってるなら。。。せっかくなら。。。みたいな

最近の機材はフレーム単体ではなく、ハンドルやホイールも含めたトータル設計による性能向上が追求されているので、メーカーの最適解を体感しておくか!


BLACK INC 48/58のスペック

  • 重量: 1250g

  • リムハイト: 前輪48mm、後輪58mm

  • リム幅: 内幅23mm、外幅28mm

  • 対応タイヤ: 28mmのチューブレスまたはクリンチャータイヤに最適化

  • 価格: 437,800円(税込)

このスペックを見ると、カーボンスポークの恩恵により、非常に軽量で剛性の高いホイールに仕上がっていることがわかります。一方で、この軽さと剛性が乗り味にどのような影響を及ぼすのか。特に、FACTOR OSTRO VAM 2.0のインプレッション動画では「硬い」という意見が多く見受けられますが、私はこれまでENVEのマイルドな乗り味に助けられてきたため、新しいホイールとの組み合わせでどう感じるか楽しみでもあります。

ENVE SES 4.5は、平地巡行時のペダリングが速度に積み上がっていく感覚が非常に気に入っています。しかし、BLACK INC 48/58の軽量性によって、この感覚がスポイルされる可能性もあるのではないかと少し心配しています。ただし、登坂性能についてはこの軽量性が大きな武器になると期待しています。


ホイールの魅力はスペックだけではない

ホイール選びは単純にスペックだけでは語れない部分がありますね。カーボン成型の精度や強度、横剛性、全体バランスにおける乗り味、そして巡行速度の積み上がり感や登坂の気持ちよさとか、実際に使ってみないとわからない要素が多いです。お前程度に「機材の違いが本当にわかるのか?」という疑問もあるかもしれませんが、これまでさまざまな機材を試してきた経験から、少なくとも自分のレベルでの違いはしっかりと感じ取れる感覚があります。

これは例えるならば赤ワインに似ています。最初に飛び切り美味しいワインを飲んだとき、「よくわからないけど美味しい」と感じる程度ですが、その結果、不味いワインがはっきりわかるようになります。自転車機材も同様で、良いものを使った瞬間、「なんか良い気がする」という感覚を得た後、エントリークラスの機材に戻るとその違いが如実に感じられます。良いものを知ることで得られる幸福と、戻れなくなる不幸、どちらも感じる瞬間ですね(笑)。


今週末の新装備ライド

風邪も治ったことですし、今週末は新しいホイールとサイコンで初ライドを予定しています。新しい装備で迎える最高の週末ライド。どのような乗り味か、どれほど違いを実感できるのか、楽しみでならない。


黒インクをはっておきます。


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いもひろし
ロードバイク・スキー・キャンプ 等の機材購入など