余裕で乗り越える
(中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。)
「一丈の堀を超えんと思わん人は、一丈五尺を越えんと励むべし」(法然)
これがゆとりを持って最高のパフォーマンスを発揮する極意だ。
要するに、望みの結果を得るために、その原因作りをしっかりやれ、ということだ。
「これだけ練習したんだから、上手くいかないわけがない」
「これだけ勉強したし模擬試験でも充分な成績なんだから、受験が上手くいかない筈がない」
まぁ、こんな氣持ちでやっていきなさいということだ。
充分な練習も稽古もせず、安易に結果を求める心というのは誰にもある。
それでも、時として上手くいってしまうこともあるからややこしくなる(笑)。
だが、所詮そんなことは長続きしない。
結果がよくなかったら、練習・稽古がどうだったか、まずそこを省みることだ。
これも、原因と結果の法則だよ。