野中由彦(極意塾)

野中由彦(極意塾)

最近の記事

快適に生きる極意:宇宙に浮かんで理論

横になって寝ていても、立っているだけでも、座っているだけでも、歩いていても、快適で心地好くて喜びが湧いてくる・・・・そんな技が有るのか!? 有るもなにも、わたくしは日々実践してこの技の恵みをいただいております。 その技とは、「宇宙に浮かんでいる」とイメージする。ただそれだけです。 これは実際にやってみない限りは理解できないでしょうし、やってみればすぐわかるでしょう。 宇宙に浮かんでいると本当に真剣にイメージする。 そうすると、わたくしの場合、 ① 対称の姿勢になろ

    • 日々快適に生きる極意:

      唐突すぎる話に聞こえるでしょうけれども、わたくしはこういうことを何年も研究し続けています。 横になって寝ているだけで至福の快感。 立っているだけですこぶる心地好い。 座っているだけで喜びが湧いてくる。 歩くのがこの上なく快適。 そんなことが本当にあったら素晴らしいではありませんか! そんなものあるわけがない!・・・・と思うのが普通でしょうね。 私自身、十年前にこの文章を読んだら、「何を馬鹿なことを言ってるんだか」と一笑に付したことでしょう。 ところが、今の私は

      • もっと楽に生きる極意:高望みはやめよう理論(3)

        最近は、「高望みはやめよう理論」を鋭意、実践・実験しています。 この「高望みはやめよう」という話は、薬師寺で43年間修行を続けできたという大谷徹奘(おおたに てつじょう)氏から、2023年12月に聴きました。 話の中心は、次の3点セットでした。 ① 下手からはじめよう ② 高望みはやめよう ③ 少しずつ上手になろう これに突き刺されるものを感じて、それ以来ずっとほぼ2か月の間、過去のさまざまな場面を思い出しつつ、この説を検証しています。 すぐに思い起こされたのは、わた

        • マイナス感情を消し去る極意:高望みはやめよう理論(2)

          恐れ、怒り、悲しみ、ねたみ、不足不満の心‥‥こういう負の感情を簡単に消し去ることができたら素晴らしいではありませんか! 相変わらず極意塾的生活、すなわち、およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大な効果のある技の実験・検証を続けています。 最近は、「高望みはやめよう理論」を鋭意、実践・実験しています。 丸山敏雄氏(純粋倫理の提唱者)は、恐れ、怒り、悲しみ、ねたみ、不足不満の心といったものは、わがままが原因なので、わがままを捨てればよいという趣旨のことをおっしゃっています。

        快適に生きる極意:宇宙に浮かんで理論

          ★ リラックスしてパフォーマンスを高める極意:高望みはやめよう理論

          氣樂に手を付けられて、しかも結果がよい、・・・・何事につけ、いつもそうなら素晴らしいではありませんか! 薬師寺で43年間修行を続けできたという大谷徹奘(おおたに てつじょう)氏の講話を聴く機会がありました。2023年12月のことでした。 仏教用語をあえて使わず、それでいて仏教の教義をベースにした法話ということでした。 話の中心は、次の3点セットでした。 ① 下手からはじめよう ② 高望みはやめよう ③ 少しずつ上手になろう これは反対の流れもあって、 ① 少しずつ上手

          ★ リラックスしてパフォーマンスを高める極意:高望みはやめよう理論

          誹謗中傷された時の対応の極意:そんなことはありませんね理論

          相変わらず極意塾的生活、すなわち、およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大な効果のある技の実験・検証を続けています。 他人からいわれのないことで馬鹿にされたり、批判されたりするのは、大いにストレスになりますね。 心おだやかな幸せな生活を保つために、こういうときの対応をぜひ身に付けておきたいものですね。 極意塾では、かつて、「誹謗中傷に打ち克つ極意:うちやっておけ理論」を紹介しております。 そこでは、「何にもしないでうちやつておく……これが誹謗中傷への一番賢い対処法のようで

          誹謗中傷された時の対応の極意:そんなことはありませんね理論

          発想を転換する極意:簡単に氣分転換する極意:面倒に思うことがなくなる極意:スローモーション理論

          相変わらず極意塾的生活、すなわち、およそ誰でも、すぐに簡単にでき、絶大な効果のある技の実験・検証を続けています。 最近は、ただゆっくり行ってみる技を集中して試しています。 普段行っていることを、単に時間をかけて、速度を落として行うだけのことですが、そうすると心の動きがまったく違ってくることに何度も驚いています。 ただゆっくりやる、それだけのことですが、目安として、わかりやすく2分の1の速度で、ということは2倍の時間をかけてやるようにしています。 さらにはもっと遅く、超ス

          発想を転換する極意:簡単に氣分転換する極意:面倒に思うことがなくなる極意:スローモーション理論

          ★ もっと賢く生きる

          (中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。) このシリーズもとうとう100回目となった。 中学生の君に何を言いたいか、……それはシンプルだ。 もっともっと賢く生きていきなさい、ということだ。 人を本当に救うものは、結局は智恵だ。 その智恵を常に求め、ことごとく実践実行し、完璧にわがものとし、現実に、賢く賢く生きていって欲しい。 言いたいことは、これに尽きる。 言うまでもないことだが、賢くというのは、ずるくというのでは

          ★ もっと賢く生きる

          ★ メンターと対話しながら暮らす

          (中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。) 人は、誰かと対話している時は、脳がとてもスムーズに働く。 わたくしは人文学者を志して勉強に勤しんでいたことがあった。 その時、「これはどうしても宗教を理解しないといけないぞ。それも辞典レベルの知識ではだめだ。もっと間近に深く理解しないと」と思った。 私自身は、何かの熱心な宗徒になったことはついぞなかったが、「神を信じていつでも神と対話している人は強い」というのはよくわかる。

          ★ メンターと対話しながら暮らす

          ★ 経験者に学ぶ生き方

          (中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。) 先達、すなわち「他の人より先にその分野に進み、業績・経験を積んで他を導くこと。また、その人。」(広辞苑)に導いてもらう生き方は、なにも恥ずべきことではない。 むしろ、積極的に、徹底してそうしたほうがよい。 道なき道を行くというのは、格好いいように思えるが、すぐ隣にアスファルトの高速道路があるのに、独りで茨の道で苦労しているなんぞは、冷たく言えば愚の骨頂だ。 既に多くの人が通っ

          ★ 経験者に学ぶ生き方

          ★ 世界最高水準に狙いを絞り、目前の歩みを愉しむ

          (中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。) 私は、結局は、何一つ世界一の世界とか日本一の境地とかには到達することなく今日の日を迎えている。 -陸上競技では歯牙にもかからなかった -ギター? 話にならないレベルで終わった -民謡・尺八? 日本一の人たちと比べたら、お呼びでない水準だ -執筆・著作? まだ一冊の本も出していない(共訳が一つだけ) -将棋? アマチュア三段止まり -…… ただ一つ、その中途半端さだけは相当なレベ

          ★ 世界最高水準に狙いを絞り、目前の歩みを愉しむ

          ★ 世界肯定感を育む

          (中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。) 誠に有り難いことに、私は物心ついたときには、この大自然は信じがたい程に美しい、この世界は実に素晴らしい!と思っていた。 中学生の君も同じだろう(笑)。 その思いは、これまで一度も揺らいだことがない。 この世界は完璧!素晴らしい! しかし、人間はそうとも限らない……出発点は、そういう発想だった(笑)。 この根本的な世界観がプラスかどうかは、幸福感に徹底的な影響がある。 スト

          ★ 世界肯定感を育む

          ★ 最高のタイミングを逃さない習慣を付けろ

          (中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。) 間(ま)! 会話でも、スポーツでも、間(ま)=タイミングが命だ。 間が悪いと、間抜けになる。 いつかコメントしたように、コミュニケーションの場面で、反応のタイミングがよいだけで、話は盛り上がっていく。 落語も漫才もコントも、間の芸術だ。 野球だって、ピッチングもバッティングも、間を外さない選手は活躍できる。 すべてにタイミング! この一瞬のタイミング! これを逃さないよ

          ★ 最高のタイミングを逃さない習慣を付けろ

          ★ すぐに進める状態をキープし続ける

          (中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。) 少しでも前に進んでいるのなら良しとする! すぐに進める状態をキープする! 三昧の境地で没頭して行うと良質の仕事が進む。 しかし、現実問題として、いつもそうした状態にはなれない。 私は、改善、変革を遂げようとしている時、なかなか思うように進まず、焦ったり苛立ったりすることがよくあった。 しかし、ある時「ほんの少しでも前進しているなら、それに満足しよう!」と決めてから氣持ちがとて

          ★ すぐに進める状態をキープし続ける

          ★ 学校歴と学問歴

          (中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。) 私は、学歴社会、学歴コンプレックス、というような言葉をたくさん聞いてきた。 私の専門は、教育思想史。 学歴ということについても、ひとつの考えを持っている。 人を正しく表現するものは、学問思弁行歴だ。 どの学校に行ったということより、どこで、誰から、何を学んで、何を考え、何を思い、何を語り・書き、何をしてきたか。 こちらのほうに、学校歴の何百倍もの情報がある。 私は、いわゆ

          ★ 学校歴と学問歴

          ★ 原典にあたる

          (中学生向け極意塾:今の私が中学生だった私にアドバイスするというシリーズを掲載しています。) 私の知人で、テレビのアナウンサー兼ディレクターをしていた人がいる。 私はこの方の著書をずいぶん読んだし、さまざまな具体的な方法を取り入れさせてもらった。 この方が「街歩きが人々の営みを知る原点であることを学んだ」という投稿をしていた。 まさしく事に当たって原典にあたる行動だ。 ある人のことを知りたければ、その人の原典、即ちその人本人に会って話すことだ。 噂話、又聞きを信じ込