写真展『鉄道憧憬』-天童市美術館-(2)
鉄道への憧れ
私の母は駅売店(KIOSK)に勤めており、
少年時代はしばしば天童駅(奥羽本線)に遊びに行きました。
在来線特急だった「つばさ」の行き先に<上野>や<秋田>の地名を見ては、
「線路は何処に続いているのだろう?乗ってみたいな」と思を巡らせました。
あれが鉄道への憧れ=「鉄道憧憬」を最初に抱いた瞬間だったのかも知れません。
高校時代は山形の高校まで「汽車通学」の毎日。
今のようなスマートな電車ではありません。
当時はチョコレート色や青色の客車で、エアコンはなく夏