その気持ちが嬉しい
10mmのラインストーンを取り付ける
というミッション。
縫い付け、爪式、グルーガン......様々な形態があり方法がある。
ところが今回はカシメ一択。
それ以上でもそれ以下でもない。
カシメやハトメなどの副資材はいつもお世話になっているパーツ屋さんを覗く。
ラインストーンを扱っているのも知っているし、それを取り付けるための打棒を扱っているのも知っている。
いつものようにふらっとサイトを覗くとストーンはあるが打棒が売り切れになっている。
とりあえず問い合わせてみた。
打棒を製作しているメーカーに問い合わせるのでお待ちくださいとのお返事。
『あぁ、単に在庫切れなのではなく需要がそんなにないのか』と思いながら返事を待つ。
....『申し訳ございません、在庫も今後の製作予定もないとのことです』とのお返事。
マヂか!それは困った。
クライアントにその旨を伝えると、打棒もある7mmストーンでも構わないとお返事を貰った。しかしこの妥協はあまり喜ばしいことではない。
........7mmを購入しようと手続きに入っている時、パーツ屋さんから一通のメールが。
『今、○○の打棒を使って▲▼を◇▽して試してみたら加減は難しいですが専用の打棒を使わなくても取り付け出来ました!』と。
え!?『在庫無いんです。申し訳ございません』で終わる話なのに、替わりの方法を試してくれたの!?
なんとか打つことが出来ないかと試行錯誤してくれたの!?
もう、わたくしはこのメールにキュンでした。
○○さんがそこまでしてくれて、ひとつの答えを提示してくれた。それに乗らないことはあり得ない。
10mmラインストーン用の打棒は約1万円。
今回教えて頂いたやり方で使う打棒は約4千円。
結果的にものすごくリーズナブルに同じ結果が出せるという裏技。
品物が届いて封を開けると、○○さんがやり方の手順やコツをご自分が撮影してくれた画像とともにわかりやすく説明してくれている紙が数枚同封されていた。
コレには参った。
品物が売れれば良いと言うことではなく、大した売上でもないのにここまで親切丁寧にアイデアを伝えてくれた○○さん。
めちゃくちゃ嬉しかったし、めちゃくちゃ感動した。
打つテクニックと加減が難しいとのアドバイスだったので少し余分にストーンを購入し、○○さんお手製の説明書を見ながらテストをしては失敗を3回繰り返した末に、最後の1つでキレイに打てました。
大阪にあるパーツラボさん。
担当の○○さん本当に感謝です。
日ごろ意識はしていたけど、あらためてお客さんの立場に親身に寄り添ったご提案をしていかないといけないなと痛感させられました。
ありがとうございますm(_ _)m