五感と心で触れる癒し

この世界には、醜く残酷なこともあるし、心がふさぐこともあります。
けれども、美しく優しいところもあります。

人生は一度しないということ、だから堪能しようという思いを大切にすれば、

青空や雲、雨や雪、月や星明かり、暁や黄昏

花や草、虫や動物、建物や風景、室内や街の色合い

もちろん絵画や落書き、写真、音楽、文学、芸術

ちょっとした料理や具材のおいしさ

自然の音、街の音、生活のさまざまな音や感触や香り

それから、人間の声や言葉、服装、身振りやしぐさ、心配りや様々な思いの中にも、美しいところ、優しいところを、感じてみるようにしたら、世界が少し違って見えるようになるかも知れません。

あらゆる身近な事物のなかの美しさや優しさは、

生きているうちにだけ、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚)と心で味わえるのです。

自分がそれに何か付け加えたり、新たに作り出してみてもいいかもしれません。

他人の心に何かしらの心地よさを与えたり、苦痛を和らげることができるのなら、自分も心もちょっと、温かくなるかもしれません。