「子どもの話が長くてつらい……」「支離滅裂で言いたいことがわからない……」そんなときに立ち止まってチェックしたいこと
子どもとの会話、適当なところで切り上げてしまっていませんか?
子どもが話しかけてくれること自体は、とても嬉しいもの。
でも、疲れていてまだまだやることがある時間帯に、子どもが思いつくままにどんどん話しかけてきたら……?
正直なところ、「その話、今じゃなきゃダメ!?」と思ってしまう保護者さまも多いみたいです。
話は聞いてあげたいけれど忙しい、そんな歯がゆいお気持ち、とてもよく分かります。
子どもに話すタイミングがあるのと同じように、大人にだって自分のタイミングがありますよね。
でも、聞き流したり遮ったりしてばかりでは、お子さんは永遠に成長できません。
本当にやるべきことは、お子さんの話す力を高めること。
限られた時間の中でも、すっきりまとめて言いたいことを教えてくれたら、こちらも話を聞きやすいですよね!
ではどうやったら、「分かりやすく・コンパクトに・要点を押さえて」話してくれるようになるんでしょう?
今回はヨンデミーが読書教育の中で培ったノウハウをご紹介!
今日からすぐできる、親子の会話の改善ポイントをさっそく実践してみましょう!
お子さんの話がみるみる整う!3つのポイント!
まず大前提として、お子さんの話は全部切らずに最後まで聞いてあげてください。
途中で切ってしまうとお子さんも消化不良でモヤモヤしてしまいます。
会話って、なかなか練習の機会を設けられるものではありませんよね。
お子さんが「話したい!」と自分から喜んで話してくれたときは、実は逃したくない貴重な練習のチャンスなんです。
まずは「最後まで聞くこと」から始めて、日頃の会話の中でたくさん練習していきましょう!
ポイント①:5W1Hを整えながら聞く!
全部聞いてみると……
お子さんの話には「欠けているところ」「わかりにくいところ」がたくさんあるはず。
まずは欠けているところを埋められるように、サポートしてあげましょう!
情報伝達の基本としてよく言われるのが、「5W1H」です。
When:いつ
Where:どこで
Who:誰が
What:何を
How:どのように
これに沿って足りない所を見つけ出し、話の内容を整理してあげましょう。
「それって、いつの話?」
「誰が言ったこと?」
そんなふうにさりげなく質問を挟むだけでいいんです。
答えるうちに、お子さんの中でもだんだんと情報の細部が思い出されてくるはず。
ここで気をつけたいのは……この会話は「尋問」ではないことです。
楽しい会話であることを第一に心がけましょう!
ポイント②:もう1回お話ししてもらう!
欠けている情報を埋め終わったら、改めて話し直してもらいましょう。
勉強や習い事と同じで、上達するためには何事も復習が大事なんです。
「もう1回話してみて」とお子さんに伝えて、会話の復習をしていきましょう!
その時にまだうまく話せなくても大丈夫。
いきなり全部キレイに話すのはなかなか難しいです。
「『誰が』ってちゃんと入れて言えたね!」 「『いつ』『どこで』があるからわかりやすいね」
そんなふうに小さな成長を褒めてあげて、お子さんが「話していいんだ!」と思える声かけが大切です。
ポイント③:ゆとりがある時に、お手本を見せてあげる!
普段の忙しい日は【ポイント①】と【ポイント②】だけでも十分です。
その上で、時間に余裕があったり、お休みでお子さんと一緒に過ごしたりするとき……
そんな日は、ぜひ保護者さまご自身が、自分のお話をしてみてください!
子どもはとにかく「まねぶ」のが大得意!
「お手本」や「正解」を知れば、どんどん吸収して自分のものにできちゃいます。
だからこそ「正解」を体感できる【ポイント②】での復習の機会も大事になってくるんです。
さらに、保護者さまのお手本を見られたなら「まねぶ」の速度はグンとアップ。
「でも、何について話したらいいかわからない……」
そんなときは、まず「感想」を話すのがおすすめです!
一緒に見たテレビや映画、読み聞かせした本……お出かけしたときの思い出について話すのもいいですね!
お子さんと話題を共有できるものについて話すと、お手本を見せる効果はより高くなります。
共通の話題でお話しすることで、「どうやって話すとよいのか」がとてもイメージしやすくなるんです。
3つのポイントを楽しく実践するには?
ここまで、お子さんがすっきりまとめて話すためのコツをご紹介してきました。
でも、実際に会話をしてみようとすると……
「子どもは学校中心の生活だから、なかなか共通の話題がない……」
「ドラマや映画からは『面白かった』だけでうまく感想が広がらない……」
「いちいち復習までやるのは大変……」
意外にも、こんなお悩みが登場するんです。
そもそも会話のタネを探すことや、会話の機会を作ることが難しい、というご家庭も多いんだとか。
そこで、万能な共通の話題としておすすめなのが「本」です。
物語について、登場するキャラクターについて、もし自分が主人公だったら……
本を読んでできるお話は無限大!
お子さん向けの本ならサクッと読んで、保護者さまが話すお手本を見せることもできます。
読まなくても、キャラクターやストーリーについて聞くことでお子さんの話を引き出せるから話しやすいはず!
ヨンデミーオンラインでは、親子で会話が弾むような、お子さんそれぞれにピッタリな本をおすすめしています。
楽しく読みきれるように選んだ本だから、きっと読み終わったらお子さんも話したくてうずうずしているはず!
読書をしたら、そのまま親子でお話しするチャンス。
【ポイント①】を使って会話の練習をしてみましょう。
さらに、最後にはアプリで感想を書いて提出できます。
そのときに、話した内容を整理しながら感想を書けば、【ポイント②】の復習も完了しちゃうんです!
お子さんと保護者さまの会話をもっと豊かにできるように。
ヨンデミーオンラインが楽しい読書を通じてサポートします!
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