#2 中高生からではもう遅い!? 読書教育に「いま」取り組むべき理由
※この記事は、ポッドキャストの内容を一部ピックアップしてお届けしています。詳しい内容はこちらの本編をお聴きください!
こんにちは、Yondemy代表の笹沼です!
「代表が語るヨンデミーセミナー」では、ぜひみなさんにお伝えしたいトピックや、保護者さまから募集したお題について、ざっくばらんにお話ししていきます。
第1回「子どもが読書好きになるって、結局どういうことなの?」にひきつづき、今回は「中高生からではもう遅い!? 読書教育に『いま』取り組むべき理由」というテーマでお話ししたいと思います。
読書教育に「いま」取り組むべき理由
漢字や計算、英語など他の勉強と比べて、短期的な結果が見えづらい読書教育は、どうしても後回しにされてしまうことが多いのが現状です。
すぐに結果が出るわけでもないのに、親子ともども忙しいなかで、「いま」読書教育に取り組む必要性ってあるのかな……?
そんな心境が、多くの皆さまの正直なところではないでしょうか。
ではそもそも、読書教育の目指すものとはなんでしょうか?
ヨンデミーでは、読書を通じて「自分で学べる力」を養い、お子さんの将来の可能性を拡げていくことが、読書教育の最大のゴールだと考えています。
時間にゆとりのある小学生こそ読書教育を
今回は、「小学生のうちに読書習慣をつけるべき理由」とは何なのかお話しします。
ここでご紹介したいのが、「不読率」。
「直近1か月で1冊も本を読んでいない人」の割合を示すデータです
2021年に実施された「第66回学校読書調査」の結果によると……
小学校4年~6年では、不読率はわずか5%。
思ったよりも少ないですよね。
学校での「朝の読書」など、読書習慣が身についていないお子さんでも本に触れられる機会が充実していることが、不読率の低さにつながったのではないでしょうか。
ところが、高校1〜3年では不読率が一気に上昇し、なんと49.8%に!
この時期になると、学業や部活などがいっそう忙しくなり、趣味や交友関係も広がって、「やりたいこと」「やるべきこと」が増えていきます。
「時間があれば本を読んでもいいけれど、他のことよりも優先して本を読むほどの読書好きではない……」
そういった層のお子さんにとって、読書がどんどん後回しになっていく。
こんな状況が、数字から見えてきますね。
この時期から読書に力を入れようとしても、勉強もハードになっていく中で、あえて読書の時間をたっぷりと取ることはなかなか難しいものです。
一方で、小学生のうちに楽しみながら読書習慣をつけていれば、忙しい高校生になっても自然と本に手が向かうようになります。
お子さん本人が「本に興味が湧く」状態であれば、高校生になっても、図書室や図書館、書店などを利用して本に触れることができます。
読書習慣さえあれば、不読率の問題を解決することができるのです。
だからこそ、まだまだ時間にゆとりがあり、学校などで本との接点が多くある小学生のうちに、読書習慣をつけることが大切なんです!
「読む子」と「読まない子」は何が違う?
ここまで、高校生の不読率の高さについてお話してきました。とはいえ、高校生がみんな読書をしていないのかというと、そういうわけでもないんです。
学校読書調査のデータをより詳細に見てみると、第1位の「不読」グループに次いで第2位のグループは、毎日30分程度読書をしているんです!
1か月間で1冊も本を読まないお子さんがいる一方で、読書の楽しさを知っており、本を読む習慣を定着させている、後者のグループのようなお子さんもいる。
こうしたお子さんは、中学生・高校生になっても安定して本を読み続け、読書量をどんどん蓄積させていきます。
そうなると、読む子と読まない子の読書量の差はどんどん広がっていきます。自然と、「読む力」そして「学ぶ力」の差も広がっていくといえるでしょう。
このように、小学生、とくに小学校低学年のうちから読書習慣をつけることは、お子さんの将来の可能性をぐっと拡げます。
それだけでなく、将来の教育段階における保護者の皆さまの負担を軽減することもできます。
こうした理由から、お子さんが小学生のうちから読書教育に取り組むことが大切なんです!
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