宿題は答えを写すだけ、そんな子どもは危険信号!? 教科書が読めない小学生が増えたワケ
気がついたらハマっている「大きな落とし穴」とは?
……なんてこと、ありませんか?
子ども自身のためにならないし、親が見ていないと宿題ができない状況ではこの先も心配……とモヤモヤを感じる保護者さまも多いと思います。
実は、そんなお子さんは学年が上がるにつれて、新たな悩みにぶつかりやすいんです。
教科書を見ても「何を言っているかわからない」と言って読もうとしない。
特に算数や社会は出てくる言葉も難しくて……
学年が上がると、親が教えるのにも限界がきてしまいます。
「算数が苦手だから」「理科や社会は漢字が難しいから」といった教科ごとの問題にも見えます。
でも実は、もっと根本的な「自分で学ぶ力」が不足しているのかも……!
「自分で学ぶ力」のために必要なのは「読解力」!
ドリルや通信教材で答えを写してしまうのは、解き方がわからなかったときに自分で探せないからかもしれません。
解き方を見つけるためには、教科書の単元から解説を見つけて読み直す必要があります。
さらに、それを問題が解けるよう工夫して当てはめなければなりません。
でも、「教科書が読めない」と、わからない問題を前にただ苦痛なだけ。
「答えを写してさっさと終わらせて早くゲームがしたい……」
お子さんとしてはそんなふうに思って、わからない問題はすぐ諦めてしまいがちに。
もちろん、全く読めないわけじゃないのかもしれません。
でも、読むのがその子にとって非常に大変で疲れることだったら、わざわざ教科書を開こうなんて思いませんよね。
では、なぜ教科書が読めないのでしょうか?
それは、読解力が足りないから。
「教科書を読む」って実はとても難しいんです。
お子さんが教科書を読もうとすると、さまざまなハードルが待ち受けています。
まずは、難しい言葉にもつまずかずに読まなければなりません。
次に、書いてあることをイメージし、理解する必要があります。
さらに、これまで習ったことと自分で結びつけて、次々にステップアップしていくことも必要です。
しっかり理解しないと、次に進むこともできなくなってしまいます。
教科書を読むにはこれだけ多くのことを、しかも同時にしなければなりません。
このどこかでつまずいてしまっても、無理もないんです……。
一方、教科書が読めて、読むことに負担もなければこんな苦労はしなくていいですよね。
分からないことがあっても、自分でパパっとすぐに解決できちゃいます。
つまり、自分で勝手に学んでいくことができるんです!
この自分で学ぶ力は中学、高校、大学……とお子さんが進んでいくうえでも非常に重要です。
自分で学ぶことができないと、いつまでもつまずいたところで分からないまま……。
結局誰かに教えてもらわないといけなくなり、塾や家庭教師が必要になります。
自分で教科書が読めないから復習もままなりません。一回やったことも忘れたら解けなくなってしまうので、同じことを何度も何度も人に教わることに。
自分で学ぶ力がないと、時間もお金も何倍もかかってしまうんです……。
※「自分で学ぶ力」がお子さんの将来にどれだけ大きく関わるかは、こちらの記事で詳しくお届けしていますのでぜひチェックしてください!
「自分で学ぶ力」は学校では身に付かない!?
ここまで、自分で学ぶ力のためには「教科書を読める力」、つまり「読解力」が必要だとお話してきました。
とりわけ、今はインターネットの普及により、子どもたちにとって夢中になれる魅力的な動画やゲームがたくさんあります。
自分で何かを「読む」経験が減ってきている中、何もしないままではなかなか「読む力」を鍛えることができなくなっているんです。
かといってこの「読解力」、学校の国語の授業で身につくわけでもないんです。
国語の授業で扱うのは文章の抜粋で、教わるのは「接続詞の役割」「指示語の追い方」などのテクニックです。
さらに、ひとつの作品を複数回の授業で扱いますよね。1回あたりの授業で使う内容はたった数行なんてことも!
丸々1冊の本を読み切ることはないから、全体の流れや大意を掴む力は身につきにくいです。
残された「読解力を身につけるチャンス」とは……?
そうなると、お子さんに残された「文章を丸々読む機会」とは、一体なんでしょうか……?
それは「読書」です。
国語の授業で身に付かないなら、残された方法は「本」しかありません。
本を読むことが、お子さんが文章丸ごとに触れられる貴重な機会なんです。
解き方を自分で探す前に答えを見てしまうお子さんのなかには、本がちょっと苦手な子も多いのではないでしょうか。
「丸ごと読むのが大事なら、国語の教科書に載っている本を実際に用意して読めばいいのでは?」と思うかもしれません。
でも、説明してきたように、教科書は読むのが難しいもの……。
わざわざ授業で解説して理解していくのですから、一人で丸ごと読んですらすら理解できるものではありません。
お子さんが「読む力」を身につけるために大事なのは、すらすら読める本から始めることです。
自分で読み通すことのできるレベルから始めて、「丸ごと読めた!」という経験を積み重ねることで「読む力」がぐんぐん伸びていきます!
ピッタリなレベルから始めて少しずつ、ジャンル・レベルを広げていけば……
いつの間にか、難しい教科書も味方につけて自分からどんどん学べるように!
でも、「子どもにピッタリな本なんてわからない……」「ずっと見守ってレベルを調整し続けるのは大変……」と感じる方も多いと思います。
ヨンデミーオンラインなら、AIヨンデミー先生がお子さんの読む力をしっかり分析。
お子さんの感想に合わせてレベルを調整しながら、幅広く読めるようになるまでサポートしてくれます。
自分の好みにもぴったりだから、楽しみながらどんどん「読む力」を鍛えられるはず。
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