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弱い私と、弱い君が
何度も死にかけた1年だった。
生死の境というものを何度も味わった。
今もその線の上に立っている最中なのかもしれない。
それでも、今を生きている。
わたしも、あなたも。
よく生きてきたね。頑張ったね。
わたしたち、ほんとうによく頑張ったよね。
わたしたち、えらいね。
誰にも褒めてもらえなくても、
いっぱい褒めてあげよう。
死にたいを何度も何度も乗り越えて、わたしたちはここにいる。
年が変わる瞬間というのは、
世間が賑やかになって、街も人で溢れていて、
なんだか特別なもののように感じるけれど。
わたしたちの死にたい夜は、いつだって何日だって何曜日だって関係なく平等に訪れる。
それがわたしたちの日常だから。
誰にも悟らせずにそんな日常を送っている君が、
心が脆く傷つきやすい君が、
本当は誰よりも優しく、
誰よりも人の痛みに寄り添えるということを、
わたしは知っている。
だから、弱いままの君でいて欲しいと思う。
その弱さが守られる場所に居てほしいと思う。
弱い君がありのままでいられる場所を、みんなで作れたらいいのに。そんなことを夢見ている。
眠れなくてもだいじょうぶだから、
ゆっくり休んでね。