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持続可能性と革新が共存する経営:モンサンミッシェルとエッフェル塔に学ぶ

フランスには世界的に知られる観光名所が数多くありますが、その中でも特に際立っているのが「モンサンミッシェル」と「エッフェル塔」です。

この二つの場所は、それぞれ異なる時代や背景を持ちながら、フランスの歴史や文化を象徴しています。

モンサンミッシェルは、神秘的な修道院と自然が織りなす風景が魅力の中世の遺産であり、一方で、エッフェル塔は、近代技術の象徴としてパリの空を優雅に飾るモダンな建築物です。


1.モンサンミッシェルの魅力:歴史と自然が織りなす神秘の修道院

・歴史と背景

モンサンミッシェルは、フランス北西部のノルマンディー地方に位置する小さな岩山の上に立つ壮大な修道院で、その歴史は8世紀にまで遡ります。

当時、アヴランシュの司教であったオベールが大天使ミカエルのお告げを受け、この島に教会を建設したことが始まりと言われています。

以来、この場所は巡礼地として崇拝され、多くの宗教的な儀式や歴史的出来事の舞台となっています。

現在のフランスとイギリスの国境線を決定した百年戦争の際には、モンサンミッシェルはイギリス軍の侵攻を防ぐための要塞としても重要な役割を果たし、その堅牢な防御力はフランスの誇りとなりました。

歴史を通じて多くの試練を乗り越え、現在ではユネスコの世界遺産にも登録されており、世界中から観光客が訪れる人気の観光地となっています。

モンサンミッシェルの場所

・建築の特徴

ゴシック様式を取り入れた壮大な建物群が、岩山と一体となり自然との調和を見せる姿は圧巻です!

特に、海の干満によって姿を変えるモンサンミッシェルは、その幻想的な景色が訪れる人々を虜にします。

満潮時には島全体が海に浮かぶ孤立した姿になり、まるで別世界にいるかのように感じます。

一方で、干潮時には島は陸と繋がり、徒歩で修道院までたどり着くことができます。

この自然と建築の共存が、モンサンミッシェルの大きな魅力です。

・観光の見どころ

モンサンミッシェルの見どころは、歴史的な建築物、および変化に富んだ風景です。

修道院の内部では、古代からの宗教的儀式が行われていた礼拝堂や、修道士たちが祈りを捧げた静かな回廊を見ることができます。

特に、ステンドグラスから差し込む光が礼拝堂を照らし出す瞬間は、言葉にできない美しさです!

修道院にある教会
回廊

また、修道院の頂上からは、ノルマンディー地方の広大な風景を一望できます。

特に夕方になると、沈む太陽が海と大地を黄金色に染め、幻想的な景色を楽しむことができます。

観光のピークは、満潮時に合わせて訪れるのが理想的なので、事前に調べておくことをおすすめします。

夜には、ライトアップされたモンサンミッシェルが浮かび上がり、その荘厳さと神秘的な雰囲気が一層際立ちます。

2.エッフェル塔の魅力:近代建築の象徴

・歴史と背景

エッフェル塔は、1889年のパリ万博に合わせて建設されました。

技術革新と進歩の象徴として、当時としては新しい鉄骨を使った建築様式が使われました。

しかし、建設当初はその斬新なデザインが批判され、パリ市民や芸術家たちの間では「鉄の怪物」などと呼ばれることもありました。

それでも、エッフェル塔は時代を超えて評価され、今では世界的に有名な観光スポットとなり、フランスを象徴する存在となっています。

・建築の特徴

エッフェル塔は、300メートルを超える高さを誇り、鉄骨のみで建設された当時としては画期的な建築物です。

その優雅なカーブを描くデザインと、細部まで計算された鉄骨の組み合わせが見事に調和し、重厚感と美しさを兼ね備えています!

また、塔の各階には展望台があり、そこからはパリの街並みを360度見渡すことができます。

特に、夜のライトアップされたエッフェル塔は、パリのロマンティックな雰囲気を一層引き立てていることもあり、多くの人々に愛されていると思います。

ライトアップされたエッフェル塔


というのも、実は、そんな素敵なエッフェル塔の真下では、多くのカップルの方々が寝転がって、くつろいでいたりします。

せっかくなので、ボクも寝転がって、エッフェル塔を真下から撮影してみました!
なかなかのレア写真だと思います 笑

エッフェル塔の真下から見上げた様子


・観光の見どころ

エッフェル塔は、パリ観光の象徴的なスポットであり、必見の場所です。

塔に登ると、シャン・ド・マルス公園やセーヌ川、遠くにはパリのランドマークである凱旋門やルーブル美術館まで見渡せる絶景が広がります。

めちゃくちゃ綺麗です!

左上の白い建物が凱旋門です
セーヌ川とクルーズ船

また、夜には毎正時にイルミネーションが点灯し、塔全体がきらめく光に包まれる瞬間は圧巻です!


塔の近くでは、写真撮影に訪れる観光客や、ピクニックを楽しむ人々で常に賑わっています。

エッフェル塔を背景にしたパリの風景は、訪れる誰もが一度は目にしたい美しい光景です!

3.モンサンミッシェルとエッフェル塔に学ぶ経営戦略

モンサンミッシェルとエッフェル塔は、ビジネスにおいて重要な二つの側面を象徴しています。

・持続性と革新性のバランス

モンサンミッシェルは「持続性」の象徴であり、エッフェル塔は「革新性」の象徴です。

ビジネスにおいても、成功を持続させるためには、この両方のバランスを取ることが非常に重要です。

ボクが経営しているセレクトショップにも、この「持続性」と「革新性」をバランスよく活かしています。


ボク自身、顧客に信頼される長期的なパートナーとして、持続的な価値を提供することに注力し続けながら、同時に、新しい技術やアイデアを積極的に取り入れることで、競争力を維持し、革新を追求しています。

持続性と革新性は、相反するものではなく、むしろ両者をバランスよく取り入れることで、ビジネスはより強固なものになると考えています。

・ビジョンとリーダーシップの重要性

モンサンミッシェルとエッフェル塔が、その時代を代表するビジョナリーなリーダーたちによって築かれたように、現代のビジネスでもリーダーシップが極めて重要です。

リーダーが明確なビジョンを持ち、そのビジョンをチームやクライアントと共有することが、組織全体を一つの方向に導く原動力となります。

単に指示を出すだけではなく、チームのメンバーが自ら考えて行動できるよう、場を整えることも、リーダーシップの大事な要素です。

リーダーには、明確な戦略を描き、個々の強みや長所を引き出しつつ、成果を作るための具体的な計画に落とし込む力が求められます。

時には、予期しない困難や挑戦が訪れるかもしれません。
そのようなときこそ、リーダーとしての先見性が試される瞬間だと思います。

4.まとめ

モンサンミッシェルとエッフェル塔から学ぶ「持続性」と「革新性」という要素は、事業を拡張させるうえで、とても大事だと思います。

さらに、明確なビジョンを持ち、リーダーシップを通じて、一枚岩の経営チームとして、目標達成に向かって前進することが大切です。

これらの要素をバランスよく取り入れた経営こそが、未来へと続く強固な基盤を築くための礎となると思います。


向山雄治
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