辛いものとストレスの関連性とは?
先日、辛旨ラーメンを食べてきました。
『麺創研 紅』 というお店です。
初めてのお店なので、
仕事仲間にオススメを聞いてみたところ、、、
『鬼紅ラーメン』を強くプッシュしていただきました。
明らかに、名前から、辛いことは想像できます。
仕事に影響出たらやばいなーと思いつつ、先人たちの基準を受け継いで同じ辛さのものを注文することにしました。
鬼紅ラーメンです。
ラーメンというか、唐辛子です。
はい、見た目から終了ですね。
めちゃ辛そうです。
麺は、太麺です。
辛いスープに対抗できる麺です。
温泉卵が、砂漠にあるオアシスのようです。
辛さの中の唯一の救いです。
話はそれますけど、
砂漠の中に、本当にオアシスが実在するようです。
鬼紅ラーメンは、
とにかく辛いという印象で綴ってますけど、
結論としては、めちゃ美味しいです。
仕事がなければ、
スープまで全部、飲み干したいくらいです。
それにしても、ボクの周りには、
最近、辛いものを追求する人が多い様な気がします。
例えば、
以前、スタッフとラーメン中本に行ったことがあるんですが、
スタッフは、辛いものが苦手だったはずなのに、最近は、事あるごとに激辛を注文しています。
激辛を注文するスタッフに理由を尋ねると、
どうやら、最近、プライベートでいろいろあって、ストレスが溜まってるらしいです。
『ストレス』と『辛いもの』の間には、
いったい、どのような関係があるのでしょうか?
調べてみたところ、
体のメカニズム的に、ストレスが溜まると、強い刺激で不快感を打ち消そうと心理が働くようです。
つまり、ストレスが溜まると、それを紛らわすために強い刺激を求め、辛いものを食べたくなるようです。
ちなみに、辛いものを食べると、
脳から、アドレナリン、エンドルフィンという二つの物質が分泌されます。
アドレナリン:
脳を興奮状態にさせるため、感覚を麻痺させる効果があります。
エンドルフィン:
恍惚感等で、脳や体をリラックスさせる鎮静効果があります。
今回のスタッフのように、
徐々に辛いものへとエスカレートしていく理由は、この恍惚感というものが癖になるからだそうです。
恍惚感を求めて、より辛い物を食べるようになるそうです。
具体的には、
エンドルフィンの受容体は、分泌に比例して増えるようで、恍惚感を得るためには、その受容体の増加に伴い、より多くのエンドルフィンの分泌が必要になるようです。
辛いものを食べても食べても、満足できず、どんどんエスカレートしていくのは、このメカニズムが原因のようです。
ボクも辛いものが大好きですが、
もし、これがストレスによるものだとしたら、要改善ですね。
辛いものを食べることで、ストレスを打ち消すのではなく、
ストレスを感じている元を改善する、または、自分自身のストレス耐性を高めることが大切だと思います。
本質を見極めながら、仕事をしていきます。
向山雄治