そうだ整形外科、行こう【LINE】
ガストで食事をしていたら2024年の新作がリリースされたので妹にLINEを送る。
<以下、わたしと妹のLINEの転記>
「ダンナがスパゲッティ食べてたらガリッてすごい音がして、神妙な顔で口からなんか出して指の上に乗せて見入ってるから『なんか入ってた?』って聞いたら『あっ、歯だ』って満面の笑みで言われた」
「ネタのキレがよすぎる」
「『ダンナ:歯の表面とれてる。ハハッ わかる?』(←前歯見せてくる)
『私:なんで?』
『ダンナ:さっきフォーク噛んだから』
『私:なんで?』
『ダンナ:すっげえ。すげえ音したなぁ。わかる?』(←次男に見せびらかしてる)
『次男:かけてるねぇー』(←爽やかに笑う)」
「めっちゃ笑った。ほんとになんで?」
「わかんない。違う洞窟で暮らしたい」
「ツイッタラーが捏造する日常を地で行く令和のクロマニヨン人」
「クロマニヨン人が一時期やたら痛がってた足の指の骨はやっぱり折れてたらしい。こないだやっと病院行ったんだけど、折れてたけどもう治り始めてるからやることないって医者に言われて帰ってきた」
「私は先週から痛い足首が一向に治らないので整形外科行ったら『腰が硬くて足が痛いんだねえ』っていうなぞなぞみたいなこと言われた」
「ヤブ?」
「ヤブって言うなw」
「なぞなぞが難しい」
「とりあえず、腰引っ張る機械に10分のせられて、腰にも足にもこれ貼っとけって湿布もらった」
「腰引っ張る機械ってなに?」
「これ。詰まった腰椎を引っ張って広げる治療だそうです」
「気持ちよかったよ」
「いいなぁ。誕生日プレゼントにほしい」
「腰は別に痛くないかも?って言ったのに、おじいちゃん先生が腰が悪いって言い張るから、まぁ痛い時もあるかな……って曖昧な受け答えしてたら腰の死のツボ押された」
「あははははは」
「まじで痛かった」
「私もこないだあーちゃん(祖母の愛称)に秘孔突かれたの痛かった」
「いつの間にwww」
「金数えてたのを見られた照れ隠しで、やぁだぁぁ♡って笑いながら鎖骨の下高速で突いてきた」
「鎖骨のレントゲン撮ったほうがいいよ」
「左手の薬指がなんとなく曲がりにくいんだけど、関係あるかな」
「時間あったら整形外科行ってみて。指だと腰は伸ばしてもらえないかもしれないけど」
一旦スマホを置き、改めて薬指の動きを確かめてたら「もしかしたら腰が悪くて指が曲がらないこともあるのかもしれない」って妹からなぞなぞみたいなことを言われ、件の機械への憧れがますます膨らむ年始。
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