オリジナリティーは不要
オリジナリティとか個性、重要だと言われることが多いです。
でも俺の経験から言うと、個性やオリジナリティは作ろうと思って作れるものではないです。
もちろん、業界や業種、取り組む対象によって違ってくるんでしょうけれども。
オリジナリティや個性は、逆説的ですけれども、ほかの人と同じ事をやったり、基本に忠実に物事を進めたり、常識的に敬意をもって相手に接していったりするうちに、自然と生まれてきます。
例えば、挨拶。
朝、同僚、上司、部下がオフィスに入ってくるとき、おはようございます、おはよう、と挨拶します。
でも、ひとりひとり言葉の抑揚や顔の表情、醸し出す雰囲気が全然違います。
例えば、人の顔。
目、鼻、口、耳。顔に付いているパーツは誰もが同じなのに、誰ひとりとして同じ顔の人はいません。
誰もが個性的な顔立ちをしています。
こうしたことから、俺はこう思っているのです。
ほかの人と同じことをやっても、おのずと自分だけのオリジナリティは出てくる。
俺はそれを知ってから、個性やオリジナリティを追うのをやめました。
そうすると気が楽になったのか、心持ちの重心が下がり、逆に個性やオリジナリティが出てきたような気がしております。
お互い、悔いのない人生を送りましょう!
※タイトル写真は、ブーシェ Diana Leaving Her Bath
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