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木漏れ日とチーズ蒸しケーキサンド

まだ休職する前、絶賛テレワーク中だった、先月6月上旬。



月次の締め処理で、ただでさえ忙しいのに加え、
手当なしで就けられた役職により発生した、
部下を含めた業務目標設定とスケジュール管理なども行い、
月から木まで残業続きでヘロヘロになった状態で、
金曜の朝のミーティングで、同僚達の前で上司に怒られるといった日々。



やってもやってもさっぱり終わらず、期限だけが迫ってくる。
そんな恐怖に苛まれながら、頭が煮詰まりきった金曜の夕方。






気が付いた時、私は自転車にまたがり(笑)、
少し遠くの公園に向かっていました。




セブンで買ったコーヒーと、「チーズ蒸しケーキサンド」を手に、
公園のベンチで新緑の季節を感じるひと時を(笑)、無理やり設けました。







その公園には、ブランコや上り棒を大はしゃぎで遊ぶ小学生達がいれば、
同じ所を自転車でグルグル走る男の子達もいて(笑)、
またあるときは、お年寄りの皆さんがゲートボールに興じる他、
明らかに仕事をさぼってボーッとしにきたサラリーマンがいたり…




自分も含め、誰かしらの人生の「句読点」としての役割を、
この公園も果たしているのだなと感じます。





あのベンチで自分が過ごした時間は、ほとんど空白に近いです。



疲れ切っていて、何も考えられない。



チーズ蒸しケーキサンドは本当に美味しいですが、
その美味しさにも、あまり喜びを感じられてはいなかったです。






仕事の連絡も見たくない為、スマホも持たずにベンチで座っていました。
何枚あるのかも分からない木々の葉っぱを眺めていた気がします。



ただ、人間追いつめられると、こういった空白の時間を、
本能的に渇望するんだな、ということを知りました。






同じ所を、嬉々として自転車でグルグル回っていた小学生達。






混ざりたい(笑)。

その100円玉が、誰かの生きがいになります!