計画通りの人生なんて、ドラマがない
「目標を高く持って努力すればするほど、幸せになれる」
そう信じて、私は16歳まで生きてきました。
勉強はやったらやっただけテストの点数が取れたし、ピアノの練習をすればするほどお母さんが喜んでくれました。
しかし16歳の時、ダイエットをすればするほど体重が落ちて拒食症になり、勉強も部活も友達も健康も失い、「目標を高く持って努力すれば、幸せになれる」という自分の信念が、崩れ落ちました。
でもそのおかげで、10年たった今、想像できる高い目標をもって予防線を張って生きるよりも、予測不能な道を選んで生きるようになり、人生の山あり谷ありを楽しめるようになりました。
だって、人生は予想通りにいかないからこそ、ドラマチックな感動を味わうことができるんだもの。
2018年はまさに、そんなドラマチックな1年でした。
しかし、そのドラマチックというのは、残念ながら華やかなものではありませんでした。というのも、1年の9割は自宅警備員だったのですから。
2018年の主な出来事
1 月の半分は東京出張
2 マイナビ農業に4コマ連載決まる
3 妊娠、株式会社CdeF設立
4 つわり
5 つわり
6 つわり
7 つわり
8 つわり
9 宮崎日日新聞に4コマ連載決まる
10 出産
11 育児
12 育児
そう、妊娠中のつわり・出産・育児に奮闘した1年でした。そして、その出産一つとっても、ドラマがありました。
・予定日より18日早く陣痛が来たこと
・病院について10分で出産してしまったこと
・私が体調不良で退院前日まで娘に会えなかったこと
・大部屋から個室にアップグレードしたこと
・・・書き並べたら止まらないほど、想像以上のことが起きました。おかげで4コマ漫画のネタには困りませんね。
出産以外で言うと、株式会社設立したり、4コマ連載が大手媒体に2本決まったりと、引きこもった割に転機となる1年でした。
ご存知の通り、2017年に宮崎移住・結婚し、農家の嫁になり道なき道を歩み始めて1年半。これから先も、農園の観光農園化、4コマ漫画、チョークアート、摂食障害のカウンセリング、その他諸々のプロジェクトを進めていく予定です。子育てもあり不安もありますが、それ以上に希望があります。
これを書いている2018年の12月30日の朝は、低空飛行な滑り出しで何時間か泣いていたのですが、落ちたら落ちただけその先は自然と浮上すると経験から知っています。また、こうやって凸凹があったり、計画通りにいかないことばかりだからこそ、もっともっと感動できるドラマが待っているのだと信じて、今日も3時間おきの授乳がんばっちゃおうかな。
さて、久々に自分のことを振り返ってみたら、もっと書きたいことが出てきたので、書こうかな。みなさん、興味ある?
書いてみたいタイトルは、
続・やっぱり私は、完璧には生きられない
理解されたいなら、自分を表現しよう
子どもには、辞める練習が必要
ということで、良いお年を!