絶望の隣で眠る夜だっていいじゃない
2020年に入ってから少しずつ、自分の中にあったあずの感情が抜け落ちているような心地で生きていた。
すり減ったり、擦り切れているわけではなくて、自然のことのように消えていく感覚になっていた。
元々の性質的に、感情の起伏が激しいことはなくて、基本的に笑っている方なので、感情というものがそもそもあったのかさえも定かではないんだけれど、少しずつ溶け出しているような心地。
それが先日久しぶりに絶望を感じていた。
なにが起きたわけでもなく、いつもと変わらない生活をしていたのに急