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ヨックモック新卒キャリアは店舗勤務でスタート!”接客から学んだこと”座談会!

さてさて、今回は企業としてのヨックモックを知っていただくnoteです!私たちの自慢のお菓子を支える社員の思いや働き方を皆さんにもご紹介できればと思っています。

ヨックモックの新卒社員は、店舗にて接客を担当するコーディネイター(販売職の総称)からキャリアがスタートします。 ヨックモックの新卒社員はコーディネイターを通して、どんなことを学ぶのか?そしてそれは現在のお仕事にどのように生きているのか?

企業としてのヨックモックってどうなんだろう?入社4年目の今だから言えるぶっちゃけトークも飛び出した同期3人の座談会でお届けします。

ぜひお楽しみください!

(写真左から)
小林さん:商品部所属。2020年入社。好きなヨックモックのお菓子は「ポーム ド テール」
田部さん:マーケティング部所属。2020年入社。好きなヨックモックのお菓子は「プラン リュンヌ」
原さん:事業開発部所属。2020年入社。好きなヨックモックのお菓子は「シガール オ テ」

2020年入社ならではの苦労!

― 皆さんが入社された2020年4月って、まさにコロナ禍で大変な時期でしたよね?

田部:入社式は予定通り行われたのですが、すぐに自宅研修になったんですよ。

:そうそう。入社して1週間後に緊急事態宣言が出たんですよね。会社としても動き方が分からなかったようで、しばらく自宅待機みたいな状態でした。

― 通常だと新入社員研修、店舗配属を1年経て、本社への勤務なんですよね。

田部:そうですね。私たちの代はちょっとイレギュラーで2ヶ月くらいは在宅勤務、その後の数ヶ月もまだ店舗が休業や営業時間短縮中でしたので、倉庫勤務なども経験して、本社配属までの期間が1年半になったんですよね。

:入社まもないペーペーだったのに、なぜか倉庫の皆さんに色々指示を出す係になって気まずかった思い出があります(笑)。

全員:(笑)。

― 皆さんの社内でのキャリアを簡単に教えてください。

田部アン グラン(ヨックモックが運営するパティスリーブランド)と、ヨックモック髙島屋横浜店で勤務をして、2021年10月からは本社のマーケティング部で商品企画を担当しています。

小林:私は、渋谷東急フードショー店で勤務後、本社ブランディング部コミュニケーションチームへ配属されて、今年から商品部商品管理グループに異動しました。

:僕は日本橋三越本店での勤務を経験して、本社の事業開発部事業企画チームに配属されて現在に至ります。

― 今日は、皆さんよろしくお願いいたします!

店舗勤務はちょっとネガティブ!?

― 店舗での販売から、社内キャリアがスタートするのってお菓子の業界以外からするとちょっと珍しいようにも思うんですよね。

:そうですよね。もちろん入社前からわかってはいましたし、現場を理解することも大事だって思いつつ、「1年間も店舗かぁ」って割とネガティブにも感じていましたね。
他業界の会社に入った同級生は「新規取引先が取れた!」とか話してるんですよ。そういう話を聞くと、「俺、何やってるんだろう?」って思いもありましたね。

田部:すごく分かります。僕も商品企画に携わりたくて入社したので、自分のやりたいこととの乖離はありました。特に、先ほどお話ししたようにコロナ禍ということもあって、本社勤務までの期間が長くなったこともあり、当時はポジティブな印象でなかったですね。

小林:お二人のように結構「店舗か〜」って消極的な意見もあったんですけど、実は…私は配属前からワクワクだったんですよ(笑)

全員:(笑)

小林:百貨店の販売員さんってかっこいい!って印象だったので、それに私がなれるなんて、すごく楽しみだったんです。アルバイトでずっと接客業をやっていたのもあると思います。

コーディネイターならではの苦労と楽しみ!

コーディネイターとして、どんな業務を任されるんですか?

田部:配属先の店舗によって任される業務は少しずつ違うと思いますが、納品整理・接客・包装、電話での受注対応などを経験します。

実際、勤務してみていかがでしたか?

田部:覚えることが多くて大変でしたね。用途に応じた熨斗の種類を覚えたり、百貨店ならではの丁寧な接客もはじめての体験でしたし、割と苦しみました。

:倉庫からすごい量の荷物を運んだり、意外と重労働が多いことに驚きました。僕の配属先は、男性が少なかったのもあって、力仕事で頼っていただけましたね。

田部:わかります!毎朝1時間くらい納品された大量の商品カートンを整理したりするんですよ。その後、6時間ほど立ちっぱなしで接客をするので、大変でしたね。結構筋肉がついて健康的でもありました(笑)

小林:当時は、当たり前にやっていましたけど、デスクワーク中心の現在だと、イベントで1日立ち仕事しているだけでも、結構大変です(笑)

 体力が落ちて大変さに気がついたんですね(笑)

:ジムに行かなくてもいいなって思うくらいは体を動かしていましたね(笑)

全員:(笑)

 思い出に残っている仕事はありますか?

田部:大変で覚えているのは、電話での受注対応ですね。商品やお届け先、熨斗などの体裁を伺い、支払いまで行うのですが、電話だけでまとめていくのってすごく難しいんですよ。

:僕も電話での受注はすごく難しかった。電話だと声のトーンだけで百貨店での対面接客と同様の対応をしなければならいので、大変なんですよね。

小林:私は大変なことってあんまりなくて、結構1年楽しかったなって印象しかないんですよ(笑)1年間、イキイキと働けていたなって!

:天職だったんですね!

全員:(笑)

小林:印象に残っているのは、店舗間の商品移動ですね。周辺の店舗で欠品が出そうになると、大きな袋に商品をパンパンに詰めて大急ぎで商品を運ぶんですよ。渋谷を駆け抜けて運ぶのはすごく楽しかったです(笑)

 駆け抜けて!(笑)

小林:他にも、私が印象的だったのは、ヨックモックのコーディネイターって百貨店さんからの信頼がすごくあることでした。例えば、お詫びの品を選んで欲しいとか少し難しいオーダーを百貨店さんから直接受けることがあるんですよね。

 田部さん、原さんは楽しかったことはありましたか?

田部:接客はすごく楽しかったですね。祖母と同じくらいの年代のお客さまとコミュニケーションする機会が多かったのも印象的です。

:僕は百貨店の他店舗の皆さんとお話しする機会があったのがよかったですね。自社だけでなく他の店舗についても知ることができました。

データでは見えないブランドへの愛。

― 皆さん、現在は本社に配属されていますが、店舗勤務で身についたものって今も役立っていますか?

田部:新商品や商品リニューアルの企画をする際に、どんなお客様が、どんなシーンでご利用いただけるんだろうって、肌感覚で掴めているのは役立っていると思います。かしこまったシーンで使われるなとか、カジュアルに楽しんでいただけそうだなとか。商品コンセプトを立てる際など、自然とお客様の様子を想像しながら取り組めていますね

小林:細かいことかもしれませんが、価格や入り数、商品に合った手提げ袋のサイズ等、商品に紐づくことを自然と身につけることができたのは大きいですね。1年間いたからこそ体に染みついているので、助かる場面が多くあります。

:納品の時に「こういう商品が人気なんだ」とか「この時期はこれが多く入っているな」とかを確認するだけでも、勉強になるんですよね。

田部:僕の所属する企画チームは、店舗勤務を経験していない中途採用の社員も多い部署です。中途社員もコーディネイターと話したり、繁忙期に販売応援をする機会はあるものの、1年間の店舗勤務を通じてリアルな売り場の感覚を知っているから、皆さんに頼りにしていただけることも多いです。自分自身の強みになっています。

― 売り場の感覚と乖離しないで企画ができるんですね。

小林:私は、ブランディング部にいた頃に「トーク集」っていう、商品をどうやっておすすめしたらいいのかをまとめた資料を手がけていました。その時に、もっと文字を大きくしたほうが読みやすいなとか、イラストが入っていたら分かりやすいなって色々工夫をしました。自分自身もコーディネイターを経験したからこそ、使いやすいものが作れたと思うんですよね。

:僕は新規事業を手がけているので、他部署と比較すると「別班」的な動きを求められているんですね。

― かっこよく言いすぎじゃないですか(笑)?

:(笑)。一見、新規事業と店舗勤務って関係なさそうにも思うかもしれませんが、ヨックモックがどんな人たちに愛されているのか、どんなシーンで楽しんでいただけているのか、現場で肌で感じた経験ってすごく大きいんです。
新規事業を進めるときも、「これってヨックモックらしい」っていう軸みたいなものができるんですよね。

田部:あぁ。ごく簡単にまとめるとブランドに対する理解度が深まったってことですよね。売り場で触れ合った皆さんの顔を思い出すと、お客さまに信頼されているんだなって責任感を感じながら商品の企画ができます!

― お客様を起点に色々と考える癖みたいなものが身につくのかも知れませんね。

田部:接客を経験していないと、なんとなく”ヨックモックっぽいね”ってフワッとしたまま企画を進めてしまうんじゃないかな。売り場での現実的な課題感が身につくのって店舗勤務の意義かなって思いますね。

:あと、現場のコーディネイターさんに聞かないと分からない肌感ってありませんか?

田部:ありますよね。店舗に直接足を運んだり、アンケートしたりして、コーディネイターさんから寄せられる意見も反映しながら企画を立てるというのはすごく大事にしています。僕は、困ったことがあると、古巣の横浜髙島屋の店舗に行くんですよ。ちょっと相談したり、悩みを聞いていただいたりして、今でも売り場の方との連携は欠かせないんです。

:僕も年に何度か古巣の日本橋三越本店を訪れて、ディスプレイの様子や人の出入りを見たり、話をしたり、コミュニケーションを取るようにしています。新規事業のような未知の企画に挑戦するには、定量的なデータだけではなくて、現場の皆さんの感覚だったり、目に見えないものがすごく大事なんじゃないかって思うんですよ。

小林:そうですよね。ヨックモックって比較的40代以上に知られているお菓子ってマーケティングデータがありますが、場所柄、渋谷の店舗では、若い層にもすごく認知されていたりして驚いたんですよね。

― データだけでない、肌感覚みたいなものってすごく大事なんですね!

お客様とのコミュニケーションで、ヨックモックを好きになる期間。

最初は店舗勤務に対して、ちょっとネガティブな意見からからスタートしましたが、いいこともたくさんあって安心しました!

:正直に言いますと、今でも「1年は長かったな…」とは思っています(笑)せっかくなら1年の中でいくつかの店舗を経験してみたかったです。

全員:(笑)

:でも、それを差し引いてもプラスになっていることがすごく多いですね。ヨックモックのブランド理解だけでなく、百貨店というチャネルについて学べたのもすごく良かったです。

田部:お客さまとの雑談みたいなものから、得られるものってすごくたくさんあったと思います。「ニーズ」みたいなことなのかも知れませんけど。本社勤務になってからは、フランクにお客さまとお話しする機会ってあまりないんです。だからこそ、店舗勤務中にさまざまなお客さまとお話しできたのは財産だと思いますね。

小林:今もとても楽しく仕事していますが、ふと、売り場が楽しかったな〜って思い出すこともあるんですよ。いつも同じ商品を求めていらっしゃるお客さまに「頑張ってね」って声をかけられたり、本当に愛されているブランドだなって実感できました!

自分達の会社とブランドが好きになるための1年とも言えるかもしれませんね!

ヨックモックとの思い出。

ヨックモックとの思い出があれば教えてください!

:実は、会社説明会に参加するまで食べたことなくて、就活中に知ったくらいなんです。

えぇ〜!そうなんですか?

:だからこそ、先入観なくその時においしいなって思えたのは良い思い出ですね。ヨックモックのお菓子はどれもおいしい!だからこそ、仕事も胸を張れるんだと思います。

小林:「おばあちゃんが缶を裁縫箱にしていたんです」みたいな話があればいいのですが…実は、私も小さい頃から意識して食べたことはなくて(笑)

そうなんですね(笑)!

小林:就職活動中に親に「ヨックモックって会社を受けているよ」って話したら「ヨックモックいいじゃない」って言われて、すごく広い年代の色々な人に知られているんだなって思ったのはすごく覚えています。

田部:僕は祖父が地元で商売をやっていたので、よくお中元やお歳暮なんかでヨックモックが届いていたんです。当時は、シガールとかヨックモックって名前こそ知らなかったんですが、小さな頃から、ずっと食べて美味しいなって思っていたので親近感のあるブランドに関わる仕事ができて嬉しいです。
小林さんのいう通り、親や親戚からも「ヨックモックおいしいね」って喜んでもらえるのも誇らしいですよね。

今日は、ありがとうございました! 

3人の笑顔が印象的な座談会。同期っていいなぁと思いました!

さてさて、皆さんいかがでしたか?これからもヨックモックで働く人々の想いについて、noteで発信していければと思います。

ぜひ、お菓子だけでなく、ヨックモックを好きになってくれたら嬉しいです!

(おわり)

■ヨックモックの商品情報、最新情報等、詳しくはこちら
・ホームページ     https://www.yokumoku.co.jp/
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