【白岳しろ×ヨックモック】お酒とお菓子のマリアージュ!定番以外も楽しもう座談会!
今回は初の企業コラボnoteをお届けします!
ゲストとしてお迎えした企業は「高橋酒造株式会社」さんです。
高橋酒造さんは、「白岳しろ公式note」を運用していることでも知られていますが、担当の松尾さんはどのような思いで、広報活動をしていらっしゃるのでしょうか?
まずは、両社がコラボに至ったストーリー、そして皆さんに愛され続ける定番「白岳しろ」「シガール」の共通点について座談会してみました!
最後は、お互いの商品をマリアージュする素敵なコラボレーションも・・・!必見です。
「白岳しろ」さんとの出会い
YM(ヨックモック)鈴木:ヨックモック公式noteをはじめる時に、周囲から「白岳しろ公式note」をおすすめされていたんですよ。拝見したら、幅広いテーマを毎週のようにアップされていて、ずっとファンでした。
松尾:ありがとうございます!僕も家族みんなで元々ヨックモックのお菓子が好きだったので、速攻でフォローさせていただきました(笑)。
YM鈴木:noteアカウント開設後、わりとすぐにフォローいただいて、すごく嬉しかったんですよね。なので、私たちのnoteの中でもお名前を出させていただいて。もちろん、noteを出す前にご一報はさせていただきましたよ(笑)。
ー 松尾さん、ヨックモックのnoteから声がけされていかがでしたか?
松尾:すごく嬉しかったですね。ああやってnote上でオファーしていただくことってなかったので!まさに”(きこえますか…あなたの心に直接呼びかけています)”でしたよね(笑)。
全員:(笑)。
YM高橋:驚いたのが、あのnoteをあげた翌週には、松尾さんが熊本から東京に会いにきてくれたんですよね。
松尾:「こちとら、何年前から食べてると思ってるんですか!?」ってテンション上がってしまって(笑)。
全員:(笑)
YM鈴木:ヨックモックのことを好きでいてもらえて嬉しいです!初めてお会いした時に、note担当者あるあるでとても盛り上がりましたね。
YM高橋:共通点がたくさんある気がして、日を改めてコラボしようという話になったんです。
― 今日は、ご両社の広報ならではのお話ができればと思いますので、皆様よろしくお願いいたします!
絶対的エース「シガール」と「白岳しろ」!
― 高橋酒造さんは「白岳しろ」そして、ヨックモックは「シガール」。どちらも圧倒的な定番商品をお持ちですよね。
松尾:うちの定番「白岳しろ」は、1985年にできたお酒なんですよ。当時、焼酎の容器といえば茶色い瓶が一般的だった中で、白くてスタイリッシュな瓶でホテルやBARといった新しい市場を切り開いていったんです。
YM高橋:高級感ありますよね。確かに当時から目をひくデザインだったんじゃないかと思いますね。
松尾:社長が昔からデザインにもこだわってこられたんですよ。
YM高橋:ヨックモックも会長がアートにすごく明るい人で、どちらかというと化粧品に近い缶のデザインを目指いていたそうです。パッケージにはすごくこだわりがある点で、似ているかもしれませんね。
松尾:「白岳しろ」が定番として、すごく皆さんに愛されすぎていて、「高橋酒造」っていう会社名よりも浸透していることが多いんです(笑)。だから、noteなどの公式SNSも「白岳しろ」というブランド名で統一しているんですよ。
YM鈴木:わかります!私たちはシガールを「ヨックモック」だと思ってらっしゃるお客様がすごく多いんですよ。お店でも「ヨックモックください」ってお客様に良く言われてしまうんです(笑)。
― 両社共、定番商品が愛されすぎているんですね(笑)。
松尾:シガールって、シンプルに美味しいですからね。バターの香りとか、本当に絶妙です。抹茶のシガールも大好きなんですけど、しばらく食べていると定番に帰りたくなっちゃいます。定番ってやっぱりすごく強い。
僕たちも新しい商品や限定商品に力を入れ始めているんですけど、やっぱり気がつくと「白岳しろ」というブランドの凄さを痛感させられますね(笑)。
YM鈴木:定番を超える商品ってなかなか生まれにくいですよね。商品企画・開発担当もシガールを超えるお菓子を作りたい!って努力しているんですが、なかなか難しいです。
松尾:でも、白岳しろやシガールみたいな王道の定番商品、絶対的センターがあるからこそ、新しい商品が生み出される。なんていうか、新商品を導いてくれるイメージがあります。
YM鈴木:超えたいってモチベーションになりますよね。「俺を超えてみろ」っていう(笑)。
松尾:そうそう(笑)。
YM高橋:定番って飽きさせない魅力があるんですよね。チョコレートとか顕著ですが、昔のチョコに比べると今はちょっとビターなものが好まれます。でも、定番商品は、ほぼ当時のレシピと味わいのまま愛され続けている。定番が生まれた当時の先人の知恵が時代を超えているイメージがあります。
松尾:それは、本当にすごいですよね。
定番商品だからこそ、ストーリーを描ける。
― 次なる定番が生まれない不安みたいなものはありますか?
YM高橋:うん。それはありますよ。何かの理由で大黒柱がなくなったら…?と考えると、それはやっぱり不安もありますよね。どのお菓子もとっても美味しいですけど、「シガール」の次に好きなお菓子って、ヨックモック社内でもかなり票が割れますからね。
松尾:「白岳しろ」は、私たちの商品ラインナップの中でも、飲食店さんに一番置いていただいています。なのでやっぱり「白岳しろ」に何かあったらどうしようって考えることはありますよね。うちの米焼酎を牽引してくれている絶対的エースですから。
YM鈴木:本当にそうですよね。「シガール」以外の新商品は、メディアに取り上げていただくハードルが高かったりします。
松尾:えー!ヨックモックさんでもそんなことあるんですか?
YM高橋:めっちゃありますよ!やっぱり大前提が「シガール」なので、それ以外の商品ってなかなか取り上げにくいんじゃないかと思うんですよね。最近では、考え方を変えて「シガール」も含めたブランド全体をプロモーションするようにしています。
松尾:僕たちもすごく近い考え方ですね。「白岳KAORU」という新商品があるんですが、そこに「白岳」というブランド名が入っているのは、「白岳しろ」を含めたブランドを全体で新商品を発信したいと思ってのことなんです。やっぱりそれだけ「白岳しろ」というイメージってお客様の中でも大きいものなんですよね。
YM鈴木:アイコンとして定番品を使い、ブランドを発信していくってことですよね。ヨックモックも「シガール」のグッズやイラストを使ってわかりやすい広報を心がけています。
松尾:会社名以上に育ってしまった定番があるのは、すごく強みでもありますからね。
YM鈴木:ありがたいことですよね。
YM高橋:同業他社さんからは、すごく羨ましがられるんですよね。普段は恵まれてることに、気がつきにくいですよね。
松尾:そうそう!王道・定番のありがたさって、取り扱っていると気がつきにくかったりしますよね。もう1つ、定番が強いといいことがあると思うんです。それは、お客様側に、エピソードやストーリー、思い出がたくさんあることだと思います。
高橋:まさにそうですよね。
松尾:ストーリーって、自分にも同じような体験がないと共感できませんよね。「わかるわかる!」みたいな。だからこそ「#私とヨックモック」みたいなnoteが生まれるんですよね。
鈴木:本当にそう思います!
双方の定番以外のオススメ商品を実食!
― さてここで、今日は双方の定番以外のオススメをご持参いただきました。
YM鈴木:私のおすすめは「バトー ドゥ マカダミア」です。バトーは「船」の意味で、船の形のクッキーなんですよ。マカダミアナッツがゴロゴロ入っています。
松尾:いただきます。んー!美味しいです!
YM鈴木:今回お持ちしたのは春夏バージョン、クッキーでチョコレートをサンドしたもの。秋冬はクッキーをチョコレートで包んだバージョンが出るんです。こちらもおすすめ!
松尾:ナッツ感もあるから、すごくおつまみとしても美味しいですね!ちょっと、これにぴったりの商品と飲み方を提案してもいいですか?
― アドリブでマリアージュしてくれるんですか!すごい!
松尾:「白岳KAORU」1に炭酸水を3くらいの割合で焼酎のソーダ割の出来上がりです。お好みでレモンもどうぞ。
全員:では、乾杯〜!
YM高橋:喉を潤す印象のソーダ割、クッキーにピッタリですね!
YM鈴木:非常に言いにくいのですが…実は…私ちょっと焼酎が苦手だったんです。
松尾:これはどうでした?
YM鈴木:香りが華やかで飲みやすい!焼酎の印象が変わりますね。
松尾:よかったです!
YM鈴木:次は、「ドゥーブル ショコラブラン」です。薄いラングドシャーでホワイトチョコレートを挟みました。
松尾:すごい繊細で絶妙なサクサク感ですね!これには、「謹醸しろ」をロックで楽しんでみてください。
YM高橋:あ、美味しい!ホワイトチョコとピッタリですね!ちょっとウイスキーのような香りがしますね。
― 高橋さん、なんかしみじみと味わい出しましたね(笑)。
YM鈴木:仕事中とは思えないほど(笑)。
YM高橋:仕事なので仕方なく…ということにしておいてください(笑)。
松尾:これはシェリー・ホワイト・アメリカンコニャックの3種の樽につけた米焼酎をブレンドしたんですよ。樽の香りがするんで、チョコに合うと思ったんです。
高橋:じゃあ、僕のオススメを。紅茶のシガール「シガール オ テ」です。
松尾:これ、紅茶がめちゃくちゃ香りますね!定番のシガールとはまた全然違う魅力があります。これ…大好きですね!
高橋:ありがとうございます(笑)。
松尾:これに合わせたいのは「KOMORIUTA」かな。甕で3年ほど寝かせて作るので、味がすごくまろやかなんですよ。これもまずはロックで飲んでみてください。
高橋:甕で寝かせているからか、ちょっと古酒みたいな印象がありますね!個人的には、一番好きかも。
松尾:米焼酎は、他の原料と比べるとすっきりと飲みやすいのがいいところなんですけど、これはその中でも風味があるタイプなので、お酒が好きな方に人気ですね。ちなみに3年間寝かせているから「子守唄」って名前なんですよ。
鈴木:あ!そういうことなんですね!面白い…!最後は「南青山ロール」をお持ちしました。ヨックモック、クッキーだけじゃないんです!
松尾:これは、定番の「白岳しろ」を使ってみようかな。「しろ」って、烏龍茶や緑茶などお茶割りでもお美味しいんですよね。紅茶でいってみましょう!
鈴木:紅茶で割るんですか?
松尾:米焼酎は、スッキリとした風味なので割材の香りを邪魔しないんですよ。レモンも添えて、レモンティー風にしても美味しいと思います。
鈴木:あぁこれ、おいしい!すごく紅茶感があって飲みやすいですね!
高橋:ピッタリですね!爽やかでどんどん飲めちゃう。新しい楽しみ方ですね。
― すごく口当たりも良くて、飲みすぎちゃいますね(笑)
私とヨックモック。
松尾:家族みんな大好きなんですが、家族や会社に「ヨックモック奉行」っていませんか?
―「ヨックモック奉行」!?
松尾:鍋奉行みたいに、ちょっとシガールを多く食べたりすると怒る人です(笑)。
全員:(笑)。
松尾:一本多く食べるだけで、「食べ過ぎじゃない?」とか言われたりしますよね(笑)。
YM鈴木:そういうコミュニケーションが生まれるくらいに楽しんでいただけてありがたいです(笑)。
YM高橋:今日はありがとうございました!またnoteで無礼講できたらと思います(笑)。
松尾:こちらこそありがとうございました!
というわけで、初めて挑戦した企業コラボnoteはいかがだったでしょうか?ぜひ、「白岳しろ公式note」もフォローしてくださいね!
ちなみに、取材後も夜がふけるまで、両社の飲み会は続きました。もちろん、仕事です(笑)。
(おわり)