中高年女性必見! 指先が変形するへバーデン結節のケアとサプリ選びの注意点
2025年最初の記事:私が診断された「へバーデン結節」の体験と対処法
今年の初めに、私自身が診断された「へバーデン結節」についてお話しします。この記事では、実際の診断経緯、病気の基本情報、進行を防ぐための工夫、そして治療法について詳しく解説しています。
また、この記事の内容は、私が手専門のクリニック受診前に調べた情報や友人のアドバイスをもとにまとめています。
同じような症状に悩む方や、早期対策を考えている方にお役立ていただければ幸いです。
1.薬指が曲がらない?!
(1)「地味な骨折」から、変形を発見
昨年末、部屋で転倒して指が腫れたことがきっかけで、整形外科を受診しました。最初は腫れた人差し指にばかり気を取られていましたが、再診時に薬指の第一関節が曲がらないことに気づきました。
その様子の記事はこちらをご覧ください。
実は、母もへバーデン結節を患っていたため、「もしかしてへバーデン結節ですか?」と疑いを抱いて医師に尋ねると、レントゲンで軟骨がすり減り、関節が変形していると確認されました。
(2)整形外科医の診断
薬指が他の指と違う部分、それは第一関節です。他の指は隙間があるのに、薬指にはありません。骨同士がくっついているように見えます。
これは、骨と骨がぶつかり合わないようにクッションの役割を果たす組織「軟骨」がすり減っているということなのです。
ちなみに、軟骨は一度傷つくと自分で修復する力が弱く、元に戻りにくい性質があります。
2.へバーデン結節とは?
では、ここでへバーデン結節について説明しましょう。
(1)へバーデン結節の基本情報
へバーデン結節は、指の第一関節(爪に近い関節)に起こる変形性関節症で、特に中高年女性に多く発生します。
軟骨がすり減り、関節の隙間が狭くなることで骨同士が直接接触し、痛みや変形を引き起こします。
よく発生する部位は人差し指が多いという報告がありますが、へバーデン結節は、原因不明で10年単位で進行し、ほかの指にも移っていくことが多い病気です。一度進行すると治癒が難しく、早期の発見と適切な対応が重要です。
(2)へバーデン結節が中高年の女性に多い理由
へバーデン結節は特に更年期以降の女性に多く見られます。その背景には以下のような理由があります。
女性ホルモンの変化:エストロゲンの減少が、関節を包む滑膜の炎症を引き起こしやすくします。
遺伝的要因:家族内での発症例が多いことから、遺伝が大きな要因とされています。
さらに、一般的な罹患率は約31%で、70歳以上の女性では50%以上に達するとのデータがあります。このため、多くの女性にとって無視できない疾患といえます。
(3)へバーデン結節が起こる理由・リスク因子
現在、原因は完全には解明されていませんが、以下のような要因が複合的に関与していると考えられています。
① 遺伝的要因
全体の約60%が遺伝的要因とされています
家族内での発症例が多く見られます
② ホルモン要因
更年期以降の女性に多く発症します
エストロゲン(女性ホルモン)の減少により、関節を包む滑膜が炎症を起こしやすくなります
③ 生活習慣関連
手指の過度な使用(裁縫、農作業、鍵盤楽器の音楽家、など)
スマートフォンの使用による小指への負担
肥満や高尿酸血症(痛風)もリスク要因とされています
④ その他の要因
加齢による関節の自然な変化
外傷や甲状腺疾患、糖尿病などの合併症
(4)へバーデン結節の初期症状
初期段階では、指の第一関節に以下のような症状が見られます。
朝起きたときのこわばり
軽い痛みや違和感
寒い時期や手を多く使った後に症状が悪化
この段階では痛みは比較的軽く、手の使用に大きな支障をきたすことは少ないですが、早期の発見が重要です。私自身もこの段階で気づき、診断を受けました。
多分、今の私の状態はこの段階だと思われます。やや変形は見られますが、軽い痛みが左手の薬指以外に右手の小指にもあります。
友人Aさんの経験では、小指は最後まで痛みが残るとのこと。
(5)へバーデン結節が進行した場合の症状
症状が進行すると、以下のような変化が見られることがあります。
関節のこぶ状の腫れ(関節の端に余分な骨のとげ・でっぱり[骨棘(こつきょく)」と呼ばれる]が突き出てくる)
指の変形(関節が傾いたり曲がったりする)
爪の変形(凹凸や縦線が現れる)
水疱状の腫れ(粘液嚢腫):関節の周辺に液体が溜まることで発生
力が入りにくくなる(骨をつなぐ靭帯が緩むため)
これらの変化は、見た目の問題だけでなく、指の動きにも影響を与えるため、日常生活に支障をきたすことがあります。
(6)へバーデン結節の「正常な状態」から「変形」までの過程
初期段階
骨が硬くなり始め、関節の隙間が狭くなります。
痛みは軽度で見た目の変化も少ないです。
炎症期
関節が腫れて、表面がでこぼこしてきます。
痛みが強くなり、動きが制限されます。
進行期
骨に空洞ができ、関節の周りに骨のとげができてきます
指を曲げられる範囲が40-65度程度に制限され、痛みも強くなります
末期
骨が片側から削れ、関節が横に傾いてきます
骨のとげが大きく成長し、指はほとんど曲がらなくなります
痛みは徐々に和らぎますが、機能的な制限が大きくなります
▼以下のサイトにへバーデン結節の進行度合いを時系列に並べたレントゲン写真があります。専門用語が少し多めですが、写真を見る価値はあります。。
(7)30年ヘバーデン結節を患っている母の手
私の母は30年以上ヘバーデン結節を患っています。
母の手を見るたびに、病気が進行した場合の変形の程度やその影響を実感します。指先の関節にはコブのような膨らみができ、爪もデコボコに変形していました。
とはいえ、母は痛みと上手に付き合いながら、日常生活をこなしており、適切なケアと努力で生活の質を維持できることを教えてくれました。
(8)周りに結構、へバーデン結節の人がいた
へバーデン結節は発症率が高い病気だけあって、私の周囲にも同じ疾患を抱える人が複数います。例えば、母以外にも2名の友人がいました。
1人目のAさんは、親指以外の両手に症状が出ており、10年以上この疾患と向き合っています。彼女は積極的に治療を受け、症状があるにもかかわらずバイクの運転を楽しんでいます。日常生活でも指のグリップ力を保てるよう努力しています。
一方、2人目のBさんは特に治療を行っていないようで、指の力があまりない状態です。
同じ疾患でも治療方法や生活スタイルによって症状や生活の質が大きく異なることを痛感しました。
3.へバーデン結節の進行を食い止めるには
ヘバーデン結節は一度発症すると治癒が難しい疾患ですが、適切な対応を取ることで進行を遅らせ、症状を緩和することが可能と言われています。
私が調べた限りの進行を食い止めるためのポイントを挙げます。
(1)早期発見と治療
痛みや腫れ、関節の違和感を感じたら、早めに整形外科や手外科を受診しましょう。初期段階では、関節を固定する「スプリント」や「へバーデンリング」、投薬治療で症状の悪化を防ぐことができます。
(2) 日常生活での工夫
関節の保護:指先に過度な負担をかけないよう注意。重い物を持つときは手全体を使いましょう。
冷えの対策:寒さは症状を悪化させるため、手袋やカイロを使用して指を温める習慣をつけましょう。
適度な運動:指を動かさないと硬直が進むため、負担にならない範囲でストレッチや軽い運動を取り入れると良いです。
(3)食生活の見直し
栄養バランスを意識:カルシウムやビタミンD、抗酸化物質が豊富な食材を積極的に摂取しましょう。特に、女性ホルモンを補う作用が期待できる食品である、大豆イソフラボンを含む、豆腐、納豆、豆乳などが大切だと思います。
(3)1. 抗炎症作用のある食品を摂取
オメガ3脂肪酸を含む食品:魚(サバ、イワシ、サケなど)、亜麻仁油、チアシード、くるみ
ポリフェノールが豊富な食品:ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー)、緑茶、赤ワイン(適量)
スパイス:ターメリック(ウコン)、ショウガ
(3)2. 骨と関節をサポートする栄養素を摂取
カルシウム:牛乳、ヨーグルト、チーズ、小魚、豆腐
ビタミンD:鮭、卵黄、きのこ類、日光浴(10-15分)
ビタミンK:ほうれん草、ケール、ブロッコリー、納豆
コラーゲン生成を助ける食品:鶏皮、豚足、ゼラチン
(3)3. 抗酸化作用のある食品を摂取
ビタミンC:柑橘類(オレンジ、グレープフルーツ)、キウイ、ピーマン、ブロッコリー
ビタミンE:アーモンド、ヘーゼルナッツ、ひまわりの種、アボカド
(3)4. 腸内環境を整える食品
発酵食品:納豆、キムチ、味噌、ヨーグルト、乳酸菌飲料
食物繊維:玄米、オートミール、全粒粉パン、野菜(ゴボウ、さつまいも)
(3)5. 女性ホルモンを補う作用が期待できる食品【特に大事!】
大豆イソフラボン:豆腐、納豆、豆乳、枝豆、きな粉
(3)6.避けるべき食品
過剰な糖分・脂肪分:加工食品、甘い菓子、清涼飲料水
高プリン体食品(痛風のリスクがある場合):内臓肉、魚卵
トランス脂肪酸:マーガリン、揚げ物、加工スナック食品
(3)7.食品摂取の要点まとめ
抗炎症作用のある食品を積極的に取り入れる。
骨や関節を支える栄養素を摂る。
腸内環境を整える発酵食品を意識する。
大豆製品で女性ホルモンの補助を図る。
過剰な糖分や加工食品を避け、バランスの取れた食事を心がける。
(4)エクオールを含むサプリメント
女性ホルモンの減少を補う成分が効果的です。ただし、サプリメントを選ぶ際は、品質に注意が必要です(後述)。
4.手の専門の整形外科の選び方
(1)普通の整形外科では診てもらえない
近所の整形外科(足専門外来がある)で診てもらいましたが、手に関しては、しかもへバーデン結節については、「様子見」と言われ、専門的な治療を受けられなかったため、手の専門医の必要性を感じました。
(2)手専門の整形外科は数が少ない
全国で手外科専門医は約800名しかおらず、一般の整形外科医(約18,000名)と比べて非常に少ないです。そのため、手専門のクリニックは予約が取りにくいことが多いです。
また、予約制のところが多いと思いました。
Aさんが言うには「ウチの近くにも手の専門病院がありますが、あまり良い評判は聞かないです」
「手の専門クリニックですら、テーピングと湿布を薦められました。 痛みのひどい時の対処にはなるんですが・・・」と患者から見てもあまりいい治療をしてくれない医療施設もあるようです。
(3)予約が取れない人気の手のクリニック
まえだ整形外科・手のクリニック(https://maeda-seikei.jp/ )
特に評判が良く、ブログで患者への情報発信を行っている点が印象的でした。予約は4週間待ちになるほどの人気です。
このクリニックは、2016年に開院した比較的新しいクリニックですが、ここまで人気がでているのは、ホームページのブログで色々と発信なさっているからだと考えます。https://maeda-seikei.jp/blog/
1か月先までしか予約を取らないため、日中、電話をしても予約は取れず、ホームページからのWeb予約を使うことになります。
日中に予約をしようとしても、表示される画面はこちらです。
「4週間先まで予約がすべて埋まっています」とのこと。
現在、夜0時にキャンセル枠が追加されるので、そのタイミングを見て予約をする感じです。
2~3日に一度ぐらいの頻度で、ほぼ1ヶ月先で2枠ほどが表示される印象です。予約をトライしていて気づいたのが、午前中のみの診察のようです。
2025年1月25日にやっと予約が取れたので、診てもらおうと思います。
(4)友人お勧めのクリニック
友人Aさんは、JR東京総合病院 整形外科手の専門医 三浦医師にかかっているようです。そのほか、東京高輪病院の樫山尚弘 (かしやまたかひろ)先生にもお世話になったと聞きました。
その先生が以下のサイトの先生の学会発表を聞いて勧めてくれたとのことです。以下のサイトはへバーデン結節の情報がとても詳細に掲載されています。
手の変形が気になった際、まずはこちらのサイトを見てみることもお勧めします。
5.クリニックに行く前に取り組むべきこと
(1)食生活の見直し
友人A子さんは、親指以外の両手にへバーデン結節の症状が出ていて、ちょっとぶつけても飛び上がるくらい痛かったそうです。
友人Aさんは毎日豆乳や納豆、豆腐を摂取し、痛みと変形が1ヶ月ほどで改善したと話していました。
大豆製品には女性ホルモンに似た働きを持つ成分が含まれています。
(2)サプリ(エクオール)を飲む
エクオール10㎎を飲むのが推奨されています。
エクオールとは何かというと、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインが腸内細菌によって代謝されて生成される成分です
この成分は、女性ホルモンであるエストロゲンと似た構造を持ち、エストロゲン様作用を示すことが特徴です。
ですが、エクオールを飲む前に、まずは医療機関でエクオール検査をした方がいいようです。
ただし、四谷メディカルキューブ 手の外科様では、「45歳以上の女性の方で、手指の痛みなや変形が軽度な場合は、エクオール(10mg)製剤サプリメントの服用が有効」なのでまずはそれを3ヶ月程度試してほしいと記載しています。
エクオールは調剤薬局やインターネットで購入可能です。
軽度のへバーデン結節の場合、エクオール摂取により、症状が改善することがあるようです。
(3)エクオール検査とは
エクオール検査(ソイチェックとも呼ばれる)は、体内でエクオールを産生できるかどうかを調べる簡単な尿検査です。
尿中のエクオール量を測定することで、腸内でエクオールを産生する能力があるかどうかを確認します。この検査により、大豆イソフラボンの健康効果を十分に得られるかどうかを知ることができます。
(4)エクオール検査をする理由
エクオールは大豆イソフラボンから腸内細菌によって作られる成分で、女性ホルモンに似た働きをします。日本人の約半数はエクオールを生成する能力がないと言われています。
そのため、検査で自分の体質を確認し、大豆製品の摂取方法やサプリメント選びに役立てると良いでしょう。
(5)エクオールの選び方は注意!
エクオールは保険で購入できるものではありません。
友人Aさんの話ですと、医療機関では、大塚製薬のエクオールを2倍摂取することを勧められますが、大塚製薬のものだと高いので、どうしようかなと悩みました。
Amazonで調べてみると、最近、解禁になったのか色々なところから出ているのが背景にあり、たくさんのエクオールサプリメントが出てきて驚きました。
選び方を誤ると十分な効果が得られない場合があります。
(5-1)エクオールのようでエクオールでないサプリ
▶ルミエル プレエクオール サプリメント
30日分 1,406円 (2025年1月2日現在)
「プレエクオール」は「プレ」とついているので、エクオールの前駆体のようなもので、純粋には「エクオール」ではありません。成分をよく確認することが大切です。
へバーデン結節の人は「エクオール」を10㎎飲む方がいいような気がします。
錠剤は1日3錠飲まないといけないのですが、直径7㎜ほどで小さく、飲みやすいです。
(5-2)エクオール量が足りないサプリ
▶「命の母 発酵大豆イソフラボンエクオール サプリメント」
30日分 1,818円 (2025年1月2日現在)
Amazonのイソフラボンサプリメントでは、ベストセラー1位になっており、過去1ヶ月で1万点以上購入、とも記載されている人気商品です。
ですが、1日あたりエクオールが2㎎しか摂取できないサプリでした。1日10㎎が必要とされているのに、2㎎だと足りません。
(5-3)コストパフォーマンスに注意
▶「キレイデラボ ミューズエクオール (1袋30粒入り) エクオール サプリメント」
1,980円(30日分)(2025年1月2日現在)
エクオール生成に必要な大豆イソフラボンを1粒5mg配合とあるので、1日2粒飲まないといけません。1袋30粒だから、実際は15日分になります。
30日分で考えると、なんと3千円。やはりエクオール10mg分は30日分だと、3千円はするのかなと感じた次第です。
なんとなくですが、エクオールと表示されていて、30日分で3000円切っているものは、1日分でエクオール10mg摂取できないものではないかと疑った方がいいかもしれません。
(5-4)エクオール量が適切だけど「?」なサプリ
▶ゲンキヨウ エクオール 10㎎ 大豆イソフラボン
30日分 2,699円(2025年1月2日現在。1月10日まで20%オフで2,159円)
こちらは1日で必要なエクオール10㎎を満たしているのですが、少し印象が悪いと感じた商品です。
(5-4-気になったポイント1)商品タイトルが長すぎて分かりにくい
大豆イソフラボン 50mg エクオール 10mg サプリメント イソフラボン 日本製 GABA 高麗人参 ビタミンB群 マカ α-リポ酸 美容サポート ヒアルロン酸 植物乳酸菌 GMP認定工場 60粒 30日分 Geneiyo
(↑ アマゾンのタイトルをそのままペーストするとこのような記載)
Amazonの商品ページに記載されているタイトルが非常に長く、何を強調しているのかが分かりにくいです。
これでは、エクオールが主成分なのか、それとも美容成分なのか混乱します。長すぎるタイトルは逆に怪しさを感じさせるものです。
(5-4-気になったポイント2)商品パッケージデザインを隠す形でバーコード?
商品を受け取った際、特に気になったのは、バーコードのシールが商品前面のデザイン部分を隠す形で貼られていたことです。商品前面は、いわばその商品の「顔」であり、消費者にとって第一印象を左右する重要な部分です。そのデザインをバーコードで隠したまま提供する姿勢には、正直驚きを感じました。
もし裏面にバーコードを貼るスペースがないのであれば、バーコードを貼るために商品をビニール袋に入れて出荷するなど、より適切な方法があったはずです。このような細部への配慮の欠如は、商品そのものの品質や販売元の姿勢に対する信頼を損ねかねません。
特にサプリメントのように、消費者が安全性や信頼性を重視する商品においては、こうした細かい部分にも注意を払うことが求められます。
商品を手に取ったときに「信頼できる」と思える体験を提供することが、長期的な顧客満足度やブランドの信頼性に繋がるのではないでしょうか。
私はこの段階で、信頼性を感じられませんでした。
(5-4-気になったポイント3)商品の到着状態が雑
Amazonでは「通常2~3日以内に発送」と記載されていたものの、実際には即日で届きました。しかし、梱包が雑で、パッケージに汚れがありました。この点は商品管理に疑問を感じさせます。
(5-4-気になったポイント4)製造元の不明確さ
裏面のラベルには販売会社名が記載されていますが、製造元の情報がありません。
Amazon販売ページには、製品が適切な製造管理基準に基づいて作られているかを確認できる「GMP認証がある工場で製造」と記載されていますが、どこで作られているかは明らかにされていません。
これでは製造過程や品質管理がどのように行われているか分からず、服用に対して抵抗感を持つ可能性があります。
(5-4-気になったポイント5)販売会社が小規模で情報が少ない
販売元が合同会社であること自体は問題ではありませんが、情報の少なさが製品の信頼性に疑問を抱かせる要因となっています。
販売元である「ステラートレード合同会社」を検索したところ、公式ホームページが見当たらず、具体的な事業内容や設立日などの詳細も確認できませんでした。このため、会社の透明性や信頼性について懸念が生じます。
商品裏面下部に小さくホームページアドレス(http://www.genelyo.com)が記載されていますが、このホームページは存在しません。今どきhttpsでないのかと思いましたが、それ以前の問題でした。
さらに、所在地や法人番号の記載はあるものの、公式サイトがないことで、消費者が製品や会社についての正確な情報を得る手段が限られています。この状況では、「輸出入業務をしている会社で、海外から輸入した製品を詰め替えて販売しているだけなのではないか」といった疑念が生じる可能性も否めません。
Amazonに問い合わせたところ、海外出品者が販売・発送しているとのことです。
身体に取り入れるものだからこそ、こうした不透明な情報には安全性に対する不安を感じざるを得ません。特にサプリメントのような健康に直接関わる商品においては、信頼できる製造元や販売元の情報が明確であることが重要です。
販売会社の情報
所在地: 東京都板橋区弥生町68-11 KDXレジデンス中板橋802
法人番号: 8011403004208
こうした背景から、消費者としては慎重に判断する必要があります。
特に、公式ホームページや信頼できる第三者のレビューがない場合、販売元に直接問い合わせて製品や会社の詳細を確認するのが賢明と言えます。
(5-5)サプリメント選びの注意点
日本では、サプリメントには製造元の記載義務がありません。そのため、販売元のみが記載されていることが多く、消費者としては以下の点をチェックすることが重要です。
GMP認証があるかどうか(製品が適切な製造管理基準に基づいて作られているかを確認)
販売元の情報が明確で信頼できるか
第三者機関による品質検査が行われているか
製造元が記載されていない場合でも、販売元に問い合わせることで詳細を確認できます。
こうした点を慎重に確認することで、安全で信頼できる商品を選ぶことができます。
(6)テーピングの活用
へバーデン結節の痛みや負担を軽減するために、テーピングが効果的です。以下の2種類があります。
伸縮性テープ
柔軟性があり、日常生活の動作を妨げにくいですが、剥がれやすい場合があります。
非伸縮性テープ
固定力が高く、動きを制限する用途に適しています。
Amazonでは、伸縮性だと2mで300円強、非伸縮性だと12mで400円弱で、伸縮性がある方が金額が高いという印象です。
(6-1)伸縮性▶テーピングテープ 2.5cm x 5m キネシオロジーテープ
6巻入 1,799円(2025年1月2日現在)
こちらは、使っても結構関節の自由はあります。肌に触れる面もソフトで柔らかくいい感じです。しかしとても薄く、はがれやすいのが難点です。
もちろん、手で切れなくてハサミで切るしかありません。
この商品には色々と驚かされました。なんとパッケージがこちら!(@@)
箱だけを見たときはこんなセクシーな商品、買った覚えがないのに、と焦りました。中身をあけてテーピングで驚きました。
(6-2)非伸縮性▶ニチバン バトルウィンカラーテーピング 非伸縮タイプ 25mm幅 12m巻き 1巻
373円(2025年1月2日現在)
こちらを使うとしっかりと固定ができます。個人的にはこちらが好きかな。
「地味に骨折」をした際、これより分厚い非伸縮性のテーピングを使っていましたが、そちらの方が分厚く使いやすかったです。
こちらは手で切れない割には薄いです。
(6-3)非伸縮性と伸縮性の違い
伸縮性と2mと非伸縮性12mはほぼ同じ幅です。それだと伸縮性はかなり分厚いのかなと思われますが違います。
厚さ自体は伸縮性も非伸縮性も同じほど薄いです。
伸縮性は、水で塗れるとすぐにはがれます。
6.へバーデン結節の治療方法
(1)保存的治療
安静と固定
テーピングやサポーターで関節を固定し、負担を軽減します。外用薬・内服薬
湿布や消炎鎮痛薬を使用し、炎症を抑えます。
(2)注射療法
急性期には、ステロイド注射が即効性のある方法として用いられます。トリアムシノロンなどが一般的です。
(3)手術療法
保存的治療で効果が得られない場合、手術を検討します。
関節固定術
痛みを軽減し、関節の安定性を確保します。関節形成術
変形した骨の切除や調整を行い、外観と機能を改善します。
7. これからやろうと思う、日常生活の注意点
(1)指先への負担を減らす
重い物を持つ際は手全体を使い、負担を分散させます。ペンの持ち方を変えるなども良いかも。
(2)冷え対策
指先の冷えを防ぐため、冬場は手袋やカイロを利用します。夏であれば、エアコンの冷気を避けるよう工夫もできるかなと。
(3)食事
納豆は嫌いなので、豆乳と豆腐を毎日摂取するようにします。
まずは手専門のクリニックを受診するまで、自分でできることをやってみます。
以上、長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
参考にしたサイト