『えーえんとくちから』 笹井宏之
留学生にすすめたい短歌シリーズ
15冊目は、笹井宏之『えーえんとくちから』(ちくま文庫)
なんだかよくわかりませんが、なんだかおもしろいです。
どういう発想でこんな歌ができるのでしょうか。
こちらはなんとなくわかります。
最後の「野菜を食べる」の7音がいいですね。
生き物が出てくると、たいていおもしろいです。
「名前」が使われているところが、絶妙ですね。
凡人は「美しい」を「姿勢」の修飾語として使いたくなりそうですが。
意外性があり、動きがあり、反芻してしまう3首です。
これも楽しくていいです。