![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147172091/rectangle_large_type_2_8a583a08a207c02430c9e275cabddb33.png?width=1200)
『了解』 平出奔
留学生にすすめたい短歌シリーズ
7冊目は、平出奔『了解』(短歌研究社)
よく見たらそんなに安くないけれど高くないから買うカップ麺
コンビニなんて、そんな商品ばかりですね。カップ惣菜とかも、割高なのについ買ってしまうことがあるもの。
玄関へ三日に一度やってくるここより高い部屋の広告
そういうことなんですよね。
干してあるTシャツの脇のへんを嗅ぐ 汗が洗剤なら楽なのに
その発想はなかった(笑)
爪を噛む癖の話をするときに手をポケットから出しかけていた
ガムを噛みながらトイレへ入ってく 出るとき口の中にあるガム
この辺もじんわりとおかしくて好きです。
幸せが去って行くとき日本語じゃないことだけが声でわかった
これはどういうことだろう。わかるような気もする。とてもおもしろいです。
料金と振り込み先を撮ったからあとは振り込むだけだな できる
どうってことない心のつぶやき。これも短歌になるんですね。
次のも。
新しい取締役はいい人で業績がちょっとだけよくなった