【腱活の宿題ワーク1】一日中「錐体筋」に力を入れる
腱エクササイズの横手です。
今日はあまり頑張らずに下腹を引き締めたい人へ、カンタンにできるワークを宿題として紹介します。
それは
一日中「錐体筋」という筋肉に力を入れて過ごす
というものです。
簡単にできて、今後の体幹を劇的に変えるものなので、試すつもりでやってみてください。
錐体筋は、腹筋(腹直筋)の付け根の腱がある恥骨に、付属品のように乗っかる小さな筋肉です。
腹直筋の働きを増幅させるような働きがあります。
錐体筋に一点集中しておいて、一日を過ごしていくのが今日のワークです。
たったこれだけのことを、思い出すたびに繰り返して、日常を過ごすだけ。
これを一日やっているだけで、腹筋の方向性が正しく整いはじめ、お腹が恥骨から胸元へ、下から上方向へしなやかに長く薄く引き締まります。
三日ぐらい続けたら、目に見えて変化を感じられるはずです。
もともと運動してない人でも、方向性が整う兆候に、「やっていけそうな感覚」が芽生えると思います。笑
力の入れ方を少し具体的にご紹介します。
錐体筋の力の入れ方
錐体筋は恥骨の上にあります。
この錐体筋は本当に小さな筋肉なので、「恥骨に力を入れる」「恥骨に一点集中」という意識でOKです。
まずは恥骨そのものに力を入れてみましょう。
そもそも骨には力は入りにくいので、恥骨に力を入れる「つもり」が大切です。
「つもり」の意識の連続が神経回路を作ります。
「つもり」からスタートしましょう。
恥骨に力を入れると、「結果的に」下腹に力が入ります。
下腹に障子紙を張ったような感覚があるとGOODです。
実際に試してみてください。
感じはどうですか?
恥骨に力を入れて、下腹に障子紙が張った感覚はありますか?
初めは、へそ下辺りに力が入る程度かもしれません。
ですが、それでは「上」過ぎます。
徐々により最下点の恥骨に力を集められるように、一点集中を磨いてみてください。
そうしているうちに、骨盤の傾きが整い、姿勢もお腹の様子も変わります。
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次回の宿題ワークは、「錐体筋谷折り」というものを紹介します。
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横手さだひさ・腱エクササイズ
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オンラインレッスン【きょうの腱活】
パーソナルトレーニングでも錐体筋を正しく使って体を変えています