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#20 ご飯5合

今日の天気予報はお昼に土砂降り。こんな日はお客さんが少ないです。飲食店に限らず、必要に迫られないものを売っているお店の売上は天候にも左右されがち。

どうしようもできない天気のいたずらにヒヨッコカリー屋店主は不安を隠しきれません。

弱気な炊飯

こんな日はめちゃくちゃ弱気な飯炊きになります。普段使っているタイガーの2升炊き炊飯器は使わず、家庭用の5合炊き炊飯器でフルに炊飯しました。

ご飯を炊く時は、水は通常の90%にして1合あたりにターメリック小さじ1/4と塩少々と米油を小さじ1を加えてターメリックライスを炊きます。カリーに合うちょうどいい感じの固さと黄色味になるのでぜひお試しください。

足りないご飯

ご飯の型に詰めてお皿に盛ると1人分約200g。ご飯1合炊くと330gになると言われているので、1合で1.65人分あることになります。1升炊けば16人分は取れる計算。5合だと半分の8人分。土砂降りの雨の日はこれで足りてしまいます。悲しい。

天気予報を見てご飯を炊く量を決めるこの感覚は、試合のワックスを吟味するスキーヤーの感覚に似ているかもしれません。

緻密に計算して炊飯しているご飯ですが、最近計算通りにならないのです。炊いている合数と提供できる数が合わない。1人分以上足りなくなるのです。おかしい。誰かがこっそり食べちゃってるのかな?

2つの原因

ここで2つの原因が思い浮かびました。

①炊飯時の水の量を90%にしているから炊き上がりの量も少なくなっている説。有力。

②ご飯の型が200gではない説。これは買ってすぐに計量した覚えがあるのですがうろ覚え。そもそも「ふわっと」か「ぎゅっと」かでも変わるよなぁ。

ここで5合炊いたご飯を測ってみることに。
5合=1598g≒1600g

1600÷5合=320g/合
1600÷200g=8人分

ピッタリ8人分でした。

①説は正しかったけれどご飯が足りなくなる原因としては弱めです。

そこで②。
ご飯型に入るご飯をちゃんと計測することに。

「ふわっと」=204g
軽く「ぎゅっと」=225g

これでした。ふわっと詰めて200g超え。軽くぎゅっとすると25gオーバー。

こりゃ計算が合わないわけだ。いつも軽くぎゅっとして盛ってたんだもの。原因が分かってスッキリしました。

雨の日の弱気炊飯で学んだこと

問題は解決したので炊飯量の精度をもっと高めて行けそうです。

水少なめで炊飯した時の出来上がり量を計測できたのはいい収穫となりました。

お米5合,炊飯器メモリの90%の水で炊飯
→炊き上がり約1600g


途中まで書いて寝落ち。翌日の朝に投稿しています。こうゆうのはお店を始める前から原価計算とかでちゃんとやっておくものだよなぁと読み返して思いました。2年目で気付けてよかった。

今日は、昨日とはうってかわって良い天気!強気の炊飯するぞー!

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