最近どうよ、元気してる?と聞かれたら
久しぶりに会う友達や知人に
「最近どう? 元気してる?」
こんな問いかけをついついしてしまう。
そして
「まぁ〜ぼちぼち。それなりにやってる。」
「うんうん、元気! そっちは?」
0.3秒ぐらいの速さでこのような回答が返ってくる。自動返答かのように早い。定型化されている。
しかしだ。
この「元気?」という問いに真面目に向き合ってみることにした。
何しろ今日は高校のプチ同窓会があり、きっと「元気?」って10回以上は聞かれると思うから。
そもそも元気ってなんや。
げん‐き【元気】
1 心身の活動の源となる力。「元気が出る」「元気横溢(おういつ)」
2 体の調子がよく、健康であること。また、そのさま。「元気な子供」「お元気ですか」
3 天地の間にあって、万物生成の根本となる精気。
出典:デジタル大辞泉
「元気にしてる?問題」を考えてみるまで元気の正体について漠然としたイメージしか持っていなかった。辞書をみても「天地の間にあって、万物生成の根本となる精気」とか書いてあるし、どうやら世の人みな元気の正体をつかめていないみたいだ。
元気を分解してみる
「元気」という単語単体では、いつまでたっても輪郭が見えない。そこで一度分解してみることにする。
元気とは…(当社調べ)
頭:
冴えている、創造的、前向き、集中できる、吸収できる
身体:
ご飯がおいしい、よく眠れる、軽い、病気がない、痛いところがない
心:
平和、楽しい、穏やか、安心、肯定感
このように全身、脳の中、心中を一通りスキャンして初めて
「あ、私元気だよ。」
と言えるのではないだろうか。
みんな反射的に元気って答えすぎ。実は元気って色んな要素から成り立っていて、自分の身体や心をきちんと見てあげないと判断ができない。
あらためて問います。
「最近、元気?」
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さて、今日の同窓会ではなんて答えようか?
心と身体は元気の要件をほぼ満たしているんだけど、脳がね…。もう集中できなくてツイッターばっかやっちゃったよ。そのおかげで楽しくて心は元気なんだけど。頭が散らかっているから元気とはいえないけど、まぁそれなりにやってるよ!
になる。
きっと聞かれた人全てに「元気の回答」をすると、次回からは同窓会に呼ばれなくなるだろう。
今日のところは
「うん元気!」
にします。
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