読書感想文#01 百年の愚行
この度、コロナパンデミックの影響で空いた時間を下記に充てることに決めました。
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その中でも読書では明確なルールを設けました(そうしないと絶っっっっ対に三日坊主で終わるから)。
毎日30分読書をし、14日以内に感想文を書きあげる
これが今回のルールです。(次の更新は2020.05.05)
あぁ、ちゃんと続くだろうか。
1.題名
2.内容
本書はThink the Earth Project発行の写真集です。
記載された写真の多くは報道に携わるフォトジャーナリストたちが収めた現実です。それに加え、池澤夏樹、アッバス・キアロスミタ、フリーマン・ダイソン、鄭義、クロード・レヴィ・ストロースの5氏のエッセイが記されています。
20世紀をwater水質, air大気, earth大地, animal動物, mass production大量生産, nuclear核, war戦争, persecution差別, refugee難民, poverty貧困 の10項目で振り返る__________
本書は、私たちとその子孫が生き延びるために今後どのようなことをしなければならないのか考えさせてくれます。
3.感想
私は以前、一ヶ月間インドネシアのジャワ島で一人旅をしたことがあり、その時にバンタルグバンという、所謂ゴミ山と呼ばれる場所へ行きました。
当時私はブカシというジャカルタ郊外の街に滞在していて、ゴミ山までは約20km離れていましたが、時折風に乗って生ごみのような悪臭が漂ってきました。
ゴミ山は大量のビニール片などから出来ており、強烈な悪臭と熱気の中で沢山のスカベンジャー達が生活していました。
当時は悲惨な状況を目の当たりにし絶句するしかありませんでしたが、本書では改めて現実を突き付けられました。
愚行の世紀は今尚続いていると。
水質, 大気, 大地, 動物, 大量生産, 核, 戦争, 差別, 難民, 貧困全てにおいて課題があります。一部の先進国が豊かになる一方で多くの後進国の人々が泣いている。そんなことは皆が分かっている事ですが、地球に住む77億人という途方もない数の人間の生活を支えるためには大量生産が必要とされると思います。それでは私たちにできることは何か。
答えはシンプルに先人たちの生活を学び丁寧に暮らすことだと思います。
先人たちがやってきた事の多くはサービスに置き換わり、以前より遥かに便利になりました。
しかし一方で洋裁、農地開拓、包丁の手入れなど、きちんと理解して実行できている人はどれ位いるでしょうか(ちなみに私はできていない汗)。
どれも商品を購入すれば済むことですが、安全性や拘りを優先するとやはり手間をかけるしかない。そしてその手間を楽しめる様な余裕が必要になると思います。
さらに住む場所を選ぶ基準も 職場<その土地に愛着があるか で選んだほうが良いのかなと思いました。四季を感じて、町の良さを知っていて、その土地に住むことに責任を持って生きることが理想ではないかと。
ちなみに私の場合は近くに農地とサーフスポットがある場所に住みたい。
生活環境のギャップが大きすぎてイメージがし辛く、人によっては先進国と後進国は分断されているようにすら感じると思います。しかしやはり地球は繋がっていて、因果応報といわれるように全ての行いは循環して自らに降りかかってくる。
過去の惨状を目の当たりにし、改めて先人や後進国に生きる人々の生活の知恵にアンテナを張っていこうと思いました。
4.まとめ
まずは良品を永く使う事を意識して、洗剤の見直しやエコバックの使用など身近に実践できることから始めましょう!
(絶対初回から書き過ぎた...)
以下は2018年に撮影した現地の様子です。
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