見えないものを見ようとして?黒いカバンのブラックホール感。
通勤時。
電車や道路で、人のカバンの色を観察していた。
圧倒的に、黒。
黒が強い。
私調べだと、リュックの8割は黒かと。
おそらく、
・スーツや洋服に合わせやすい
・引き締まる色だから
など、色々理由はあるのだろう。
でも黒が選ばれる一番の理由は、きっとこれなんじゃないか?
それは
「汚れが目立たない」ということ。
黒。
ちょっと汚そうが、目立たない。
だって、黒だから。
というか、なかったことにすらできる。
それが、黒だから。
ってことは。
目立たないだけで、実はものすごいことになっているのが
「黒」
なのでは?という話。
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我が家に、7年くらい使っていた黒いリュックがありました。
主に私が使っていましたが、夫も使うようになり
、結構重宝していたリュック。
ちょっとした外出から、旅行まで。
数回洗ってみましたが、見た目に変化はない。
でも、くたびれてきたのと、なんだか怖くなってきて処分。
何が怖いのかって?
そう、「見えない汚れ」です。
小学生の時、プラークチェックってやりませんでしたか?
ピンクの錠剤を噛み砕いて、軽く口をゆすぐ。
すると、磨き残しがピンク色となって現れる…ってやつです。
見た目は白い歯なのに、
「実は、こんなに汚れが!」
みたいな、アレです。
あれ、黒いかばんでもやったら面白そうだなあと。
道行く人を、抜き打ちでチェック。
きっと、すごい色になりそう。
それか、ブラックライトみたいなのものを当てると、汚れが可視化できる…ってのもいいかも。
(いいのか?)
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で、何が言いたいかっていうと
「黒」のブラックホール感、半端ないよね
ってこと。
常々、黒いもの(特に布製)を見ると
怖いなあと思っていて。
だって、何を含んでいるか分からないから。
この理由から、使うタオルの色は白系にしてます。
そして、半年に一回交換してます。
黒だと、もしタオルがカビていても、分からないような気がするから。
それって、怖いなあと。
まあ、見えてないだけで
世の中は菌だらけってのは知ってる。
今打ってるキーボードも黒で、本当はめちゃ汚いのかもしれない。
いや、もうそれって色とか関係ない。
というか、何を言っているのか分からなくなってきた。
汚れをプラークチェックのように可視化したいとか書いたけど…
見えないものは、見ようとしない方がよいのかもしれない。