ぬるいコーヒーと青山テルマ。
ホットコーヒーがおいしい。
そんな季節になった。
平日の昼はカフェ民なのだけど
夏真っ盛りの時は、たまにアイスコーヒー。
で最近、
またホットコーヒーに戻る日々。
ホットコーヒー。
香りはもちろんのこと
マグカップを手で包んだ時の、あのじんわり温まる感じがいい。
アイスコーヒー。
炎天下を歩いた後、氷の入ったそれをグッと飲み干すあの感じ。
それもまた良い。
そして書いていて、ふと思う。
その中間の温度の商品、ってないんだろうか?
あるのかな?
…
たとえばコンビニのお茶。
冷えているお茶。
温かいお茶。
そして、常温で売っているお茶がある。
コンビニの水も
冷蔵はもちろんのこと
常温のものや
最近だと、白湯が売ってたりもするよね?
今までは温or冷、の二択だったけど
なんか選択肢が増えてきてるなあと。
ただ、コーヒーに関しては
そういう需要ってあるんだろうか?
ぬるいコーヒー、飲みたい人いるんだろうか?
…
店に出向いてまでそれを飲みたいとは思わない。
だけど、私は
家で飲むぬるいコーヒーが結構好きだったりする。
なんだろう。
なぜだろう。
ちょっと熟成された感、というか。
落ち着いた風味を醸し出している、というか。
(ちなみに、コーヒーの味はそこまでよく分かっていないw)
温かいうちにはよ飲めや、って話だとは思うんだけど。
とはいえ
あえてぬるいコーヒーを生成することは、しない。
シチュエーションとしては
家で温かいコーヒーを入れる。
飲もうと思ったら、
「ママこっちきてー」
と子どもに呼ばれ、謎ダンスや、謎の姉妹フォーメーションなんかを披露される。
一通り見終わって
「あ、そういえば…」
とコーヒーの元へ戻ると、そこには…
みたいな感じが多い気がする。
…
ああ、きっとこれは
「ここにいるよ」
という、ぬるいコーヒーからのメッセージなのかも。
子どもに呼ばれて、いなくなってしまっても
どこも行かずに待ってくれている。
私は、そのコーヒーの
懐の大きさに惹かれているのかもしれない。
わたしはここにいるよ
どこも行かずに待ってるよ
心配しなくていいんだよ
ああ、そうだ。
きっとそうなんだ。
だから、いつも落ち着いた雰囲気なんだね。
これから君のことは、テルマと呼ぶことにしよう。