もし「耳」が付け外しできたら。
日々、色々な音に触れている。
たとえば
聞きたい話。
聴きたい音楽。
あとは、注意喚起の放送など。
これらは、「聞きたい」もしくは「聞いた方がよい」もの。
その一方、聞きたくない音もある。
電車での、やたら声のボリュームの大きい雑談。
社内での、どうでもいいような話。
サウナ内に設置されている、テレビの音。
…
視界であれば、目をつぶれば一時的に見えなくなる。
でも、耳をふさぐって難しい。
耳を手でおさえたところで、音は聞こえる。
耳栓というアイテムを使っても、100%遮断することはできない。
イヤホンで音楽を聴いたとしても、「音のない静けさ」が得られるわけではない。
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何がいいたいか?というと
「静かな場所で過ごしたい」
ただ、それだけ。
それだけのことだけど、結構難しい。
たとえば、会社。
聞きたくない音があっても、さすがに耳栓するわけにはいかない。
と思っていたら、
山本文緒の小説に出てくる「偏屈で人嫌い」な主人公が、会社で耳栓をしていて、笑った。
↓この本。
私も偏屈だけど、さすがにそこまではしない。
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瞳を閉じるように、耳も閉じることができたらいいのに。
音が遮断できたらいいのに。
ん?
閉じたり折りたたんだりしなくても
「付け外し」ができればいいのかも?
イヤホンを付けるように、耳を付ける。
音を聞きたい時は、装着。
騒音を避けたいようなシーンでは、つけない。
あれ?
これに近いようなことをしている人(芋?)を、映画で見たことがある。
なんだっけ。
誰だっけ。
そう、ポテトヘッドだ。
ポテトヘッド、確か色んなパーツを
簡単に付け外ししていた気がする。
耳だけ別の場所に転がってて、体は移動せずとも
聞きたい音が聞けるとか。
なんか、そんなシーンがあったような(曖昧)
そうか、私はポテトヘッドになりたいのかもしれない。
そう考えると(?)
芋としての生活って、意外と悪くないような気がする。
ポテトチップスになる芋って、確か暗い倉庫で寝かせるんだったような。
きっと、静かな環境な気がする。
しかも、じゃがいもって、何だかんだでみんなに愛されているよね。
マックのポテトだったり、ポテトチップスだったり。
あ、でも、油まみれはイヤかなあ。
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ということで(?)
静かな環境に身を置きたい、という記事を書いていたら、なぜかポテトヘッドにたどり着いた…という話でした。
みなさんは、「耳」を付け外ししたいと思ったことはありませんか?
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