お腹いっぱいになりましたか?
「お腹いっぱいになりましたか?」
レストランに行くと、
食後、店員さんにこう問いかけられることがある。
みなさんも、一度はこの問いかけに
遭遇したことがあるのではないだろうか。
なんとなく、個人でやってるような
比較的小規模なお店で問われるイメージ。
その問いに対して
「お腹いっぱいになりました〜。おいしかったです」
と答える。
この答えに、ウソはない。
だいたいお腹いっぱいになるし、おいしいのだ。
なんだけど。
この問いに遭遇する度に、いつも思う。
「お腹いっぱいになった」
以外の答えって、あるんだろうか?
…
これは、お店にとっては良い流れかも。
デザートへのスマートな誘導。
So smart!
あと、同音異義語(?)として
こんな問いにもたまに遭遇する。
いや、別にいいんだけどさ
おいしかったですか?ってさ、直球すぎん?
「お口に合いましたか?」
「いかがでしたか?」
とかなら、答えの幅が広がりそうなもんだけど。
あれかな?
クローズドクエスチョン
オープンクエスチョン、ってやつかな?
この場合だと
「おいしかったですか?」
→クローズドクエスチョン
「いかがでしたか?」
→オープンクエスチョン
自己啓発系とか、カウンセリング系の本には
これらのクエスチョン、適切に使い分けようぜ!
みたいなことが書かれてる気がする。
先日記事にした、カフェ店員の
「ブレンドでよろしいですか?」
も、クローズドクエスチョンかも。
なんだろう。
一見問いかけのようで、
「おいしかった」
「お腹いっぱいになった」
としか答えようのない、この感じ。
誘導尋問とまではいかないけど
なんかさ、どうなんだろうね。
いちいち、こういう問いにモヤモヤする
この性格も、どうなんだろうね。
本当においしかったらさ、問われなくても
「おいしかったよ〜」
「お腹いっぱいになったよ〜」
って伝える人も出てきそうだけど。
いや、
仮に感動したとしても、私は直接は伝えられない気がするな。ごめんね、素直じゃなくて。
…
そうか。
そういう人のために
アンケート用紙や、アンケートフォームがあるのかもね。あと、SNSというツールも。
いいね!なんて、まさにそういうことだよなぁ。
…
「今日の私の記事、おもしろかったですか?」
面と向かって聞ける?
いや、聞けない。
聞けやしないよ。