「情報だけを武器にしろ(著:堀江貴文)」から読み解く”貧困問題”
堀江貴文さんの「情報だけを武器にしろ」では、「情弱」と「バカ」と「貧困」はかなりの部分で重なっている。貧困という悪循環に陥る原因には、環境がどうのこうのという以前に、そもそも良質な情報を得る努力を怠っている、と書いてある。
私が思うにそれは重なるどころか、貧困と情弱はイコールで結ばれる。つまり、情弱だから貧困なのだと。
そもそも情弱とは何なのかというと、①必要な情報にアクセスしない、②情報を読み解く力がない、の2つに当てはまると思う。
例えば格安スマホ。格安スマホというワードは聞くけど、それを自分で調べる事もしない。ググることもしない。これが①の必要な情報にアクセスしない、だ。
次に、仮に格安スマホとググったとしても、ネット状には膨大な情報が溢れているので、それらを処理しきれずに溺れてしまう。これが②の情報を読み解く力がない、である。ここで、お店に行って店員さんに聞くとかでも、それはそれで人の力を借りる”力”があるということになるのだが、それもしない。
結果としてバカみたいに高いスマホ代を毎月払い続けることにな。つまり搾取され続け、貧しい暮らしを続ける羽目になる、というオチだ。格安スマホに限らず、役所で補助金を申請する時なども同じだと思う。
私は名古屋に住んでいるのだが、時々自転車に一杯の空き缶を積んでいる方がいる。空き缶の数はリアルに300〜500個くらい。そんな重たい物を載せながら街中を走り回っている。あれはとても大変そう。そんな苦労をするならYouTubeの動画編集でもやったらいいのに、と思うが彼らにはその選択肢が頭に浮かんでこない。
堀江さんは、情報は「狩り」にいくもの、とこの著書で話しているが、ほとんどすべての情報がスマホ一つでアクセスできる現代において、その「狩る力」の差がますます貧富の差を拡大させていくと思います。
こんなこと学校で教えられるような事ですし、サラリーマン養成機関である学校でこんな事教えてしまったら、為政者の言う事を聞かない人だらけになってしまいます。
貧困にならないためにはどんどん新しい情報にアクセスしていきましょう。「ブロックチェーン」とか「5G」とか耳にする事はあると思いますけど、なんか単語だけ知っていて、中身は知らないという状態ではまずいです。ググりましょう。その後、頑張って記事を読み解きましょう。
そして、「狩る力」を鍛えていこうではありませんか。