知恵を持ち、その通りに行動すれば、誰だってお金持ちになれる 「バビロン大富豪の教え」
中田敦彦さんのYouTubeで紹介されて、ベストセラーになっている「バビロン大富豪の教え」を読了しました。
この中で一番エモーショナルと感じた一文について今日は話したいと思います。
「知恵を持ち、その通りに行動すれば、誰だってお金持ちになれる」
皆さんはいかがですか。「誰だってお金持ちになれたら苦労はないわ」と言って一笑に付しますでしょうか。私はそんなことはないと思います。誰でもお金持ちになれると思います。ただし、「知恵を持ち、その通りに行動すれば」という条件付きですが。
本書にも書かれているのですが、「平均年収をもらっている夫婦共働きで、収入の10分の1を年利3%で運用すれば、30年後に1億円の資産を持てる」と書いてるように、平均的な家庭でも「知恵を持ち、その通りに行動すれば」、以下の野村総研の定義する富裕層(全体のわずか2.2%)の仲間入りをする事ができます。
これって簡単なことだと思いますか、難しいことだと思いますか。これはコツコツ淡々と継続して努力できる人にとっては簡単だと思いますが、目先の利益を”器用に”追求してきた人にとっては難しいと思います。ほとんどの人はお金持ちになる方法を知っていても、お金持ちになることはできないと、私は思います。
これはダイエットに喩えたら明確です。食事量減らして、運動量増やせば、誰しも痩せられます。でも、そうして痩せた人って私たちの身の回りにも、ほんの一握りしかいなくありませんか。それは「その通りに行動する」ことが非常に難しいからです。
だから、安易なダイエット法、飲むだけで痩せるとか、そういうのに手を出し、時間と労力を無駄にする。
お金も同じですよね。お金持ちになる王道があるにも関わらず、楽して稼ごうとする人は、詐欺に引っかかってお金を失います。
最初の話に戻りますが、「知恵を持ち、その通りに行動すれば、誰だってお金持ちになれる」という言葉は、私は真実だと思います。しかし、支出を減らして、収入を増やして、なるべく投資に回すという、刺激的でもなく、短期的な効果が見込めない手法を、いかにコツコツ淡々と続けられる人はほんの一握り、野村総研のグラフを見てわかる通り数%しかいないのだと思います。
つまり、当たり前なことを当たり前に倦まず弛まずできる人間が、最後はお金持ちになれるわけです。そう考えるとお金持ちになるために必要なのは、特別な手法などではなく継続力ということが分かります。
継続は力なり。何かを継続的に努力できた人はきっとお金持ちになれる、と信じて今日もコツコツ努力を積み重ねます。