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「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」(著:穂高唯希)①
30歳にしてセミリタイアを達成した、三菱サラリーマンこと穂高唯希さんの「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門」を2周読みましたので、本日はそこから早期セミリタイアを可能とした手法を解説と思います。ちなみにFIRE(ファイアー)とは経済的自立を達成し、早期にリタイアをすることを指します。
給料の8割を投資に回す
三菱サラリーマンさんの最もすごい所は、以下の点です。
私の毎月の給料の8割とボーナス全額を、米国や日本などの高配当株や連続増配株の買い付けに回していました。背景には節約、もとい支出の最適化を徹底していたことがあります。
いわば、「給与の大部分を投資に回すこと」と「支出の最適化(節約)」を両輪として、優良と判断した高配当株・連続増配株に資金をひたすら投下し続けました。
私はこれこそが、資産形成するうえで、最も大切なポイントだと思います。
給与の8割ですよ、8割!!
「バビロン大富豪の教え」でも、「給与の1割を貯蓄せよ」と言っていて、「私の財産告白」の本多静六も「四分の一貯金法」と言っている中、三菱サラリーマンさんは8割!!
種銭作りこそ最もエネルギーを割くところ
尋常では無い数値です。世間では資産形成の話をする際に、株にするか、債券にするか、それとも不動産にするかなどの投資手法ばかりが語られていますが、三菱サラリーマンさん本人もおっしゃっているように、いかに投資の種銭を作るか、そこに注力するかが極めて大切だと思います。
個別株がどうの、有事の金(ゴールド)がどうのと言う前に、ペットボトルを買うのはやめて、散髪を1000円カットにするなどして、種銭を作ることが先決なはずです。
もちろん、何に投資をするかは当然大切ですが、いくら考え悩んだところで、投資した後はもう自分の力の及ばない所で、上がり下りをします。
しかし、種銭作りは己の努力でいかようにでもできます。私はまだバビロン大富豪の教えクラスの貯蓄率ですが、いずれ三菱サラリーマンさんのレベルまで追いつきたいと考えています。
皆さんも己のテコで動かせる事に集中しましょう。