「街河ヒカリの対話と社会」編集方針
インターネットで言葉のジャングルを歩いていると、自分が抱いた悩みとソックリの悩みを書いた人や、自分が言語化できなかった違和感を最高級カメラのような解像度で言語化した人に出会う。自分一人の体験のはずが赤の他人と共通し、いくつもの共通点を集めると普遍的な性質が立体的に見えてくる。
インターネットの世界に集まった多数の人々が、一見すると無関係のようにも思える問題と問題に橋を架け、普遍性を発見し、より上位の概念へとまとめ上げた事例がある。インターネットで蓄えた記憶を日常生活で呼び覚