まるで犬? 鼻で嗅ぎ分け、たどり着いた珈琲店
リュック1つでふらり旅、
札幌へ!
さっぽろ雪まつり終了の翌朝、
ホテルから解体作業を見学。
まるで芸術作品のような
立派で巨大な雪像が、
あっという間に無くなった。
かなり時間をかけて造っただろうし
寂しいような気もするが、
これでまた新しいスタートがきれる!
そんな気持ちにもなる。
今日はどんな出会いがあるか??
ワクワクしながら、ホテルを出発。
目的地は、北海道立近代美術館!
バスで行く予定だったが、
目の前の大雪を見て、気が変わった。
九州育ちの私は、
こんなに積もった雪道を歩いた記憶がほとんどない。
せっかくなので、徒歩で行ってみることに。
ホテルのフロントの人も
「歩けない距離ではない」
と言っていたが、
方向音痴の私でも大丈夫だろうか(笑)
見たところ、点字ブロックがある歩道は、
比較的除雪されていたが、
はるか先まで、ひたすら雪道。。。
凍結部分はツルツル滑るので
いつもより足腰に力が入る。
”落雪注意”というコーンも、
北海道らしい!
5分しか歩いていないのに、
もう20分近く歩いた気分(笑)
強めの風も吹いているので
氷点下の寒さが一層こたえる。。。
しばらく歩いていると、
遠くから、
ほのかに
珈琲を焙煎する香ばしい香りが漂ってくる。
どこだろう!?
視界に入るところには
店はない。
でも、気のせいではない。
におう(笑)
精神統一し、
焙煎の香りをたどって歩く。
まるで犬か(笑)
鼻を頼りに歩き、
ついに
香りの発信地を発見!
板東珈琲
室内灯はついているが、
営業していないように見える。
定休日かもしれないが、
この香り、気になる!
グーグル検索や、クチコミも参考になるが、
おいしいものは
自分の鼻で嗅ぎ分けるのが一番当たる(笑)
思い切って、ドアを開けてみると・・・
おおお!!!暖かい!!!
外気温は氷点下。
暖房ガンガンの店内はそれだけでほっこりする。
さらに、お客さんも居てホッと一安心(笑)
店内は温かみのある雰囲気。
メニューを見る。
鳥の名前をつけたオリジナルブレンド珈琲が
売りらしい。
私は、ストレートの方が好みだが、
お店によってブレンドの配合も違うし、
せっかくなので、板東珈琲推しの味をあじわうことに。
注文したのは、ことりブレンド。
珈琲カップはロイヤルコペンハーゲン。
ティースプーンは、木製。
お店の雰囲気と統一感あって、いい感じ。
ケーキセットにはならないようだが、
数量限定のプリンもついでに(笑)
ちょっと苦めのカラメルと、固めのプリン。
昔ながらの、プリンといった感じ。
珈琲と合う。
プリンのリピートはないが、
ことりブレンドは、香りもよく味もスッキリ!
これは、好みの珈琲!
豆販売もしていたので、旅の想い出に
・ことりブレンド
・おおわしブレンド
を購入。
胃袋にも、リュックにも美味しい思い出を詰め
美術館に向けて出発!
ちなみに美術館からの帰りは、
日が暮れて凍結がさらにひどくなるため
地下鉄を利用。
便利な乗り物であるが、
もし最初から地下鉄移動していたら、
香りに誘われ
板東珈琲へたどり着くことはなかったはず。
リュック1つでふらりした甲斐があった。
次回札幌へ行ったら、
また板東珈琲へ行ってみよう♪
ヨーコJAPAN公式サイト