86歳の巨匠がスゴすぎた! デイヴィッド・ホックニー展
1年ぶりに、東京都現代美術館へ。
お目当ては、
デイヴィッド・ホックニー展
《会期:2023年7月15日(土)~2023年11月5日(日)》
ホックニーといえば、現代アートのレジェンド!
86歳の今も新作を発表し続ける、現役バリバリの画家。
日本では、実に27年ぶりのホックニー展開催とあって
めちゃ楽しみ!
私は二刀流アーティストだが、
現役芸大生でもあるので、入場には学割も有効活用!(笑)
ホックニー展が見たかった理由の1つは、
現在のホックニーが、iPadで絵を描くアーティストであるということ。
私の絵画も、iPadで描くことが多いので、
いわば、ライバル?!かも(笑)
それにしても、
86歳なのに、iPadを使いこなしているなんてスゴイ。。。
スーパーじいちゃんだ!
さて、平日だったので、ほとんど並ばずに入場。
初めて見るリアルホックニー作品!
よ~く見ると、丁寧に描きこんでるところと
結構雑に描いてるところがある。
でも、離れてみると、
雑な箇所も、いい具合に味がある。
この絵を見たら、ホックニーだと分かる。
私の場合、まだ一目で私の絵とわかってもらえるには
至っていない。。。。
まだまだ修行中の身であることを痛感。
いつの日か、ホックニーのようになりたい。
場内には小さなサイズの作品もたくさんあるが、
大判の展示が多いのがポイント。
中には、全長90メートルにも及ぶ、超大作も!
サイズ面からしても
見ごたえある展覧会。
絵本の中の主人公になった気分にもなれるし、
これなら、私にも描ける!!
と失礼ながら、自信がわいてくる。(笑)
色のバランスが整えば、
上手く見えるのか?
そして、その人らしさが伝えられるのか??
詳しいことは、分からない。
横尾忠則さんのように
あからさまに恐怖を感じる作品もなく
明るい色調ばかりなので
安心して見ていられる。
だけど、よくよく見ると、
ほっこり気分だけで回れる展覧会、とも言い切れない。
随所にホックニーの哲学や
複雑な心情が感じられるからだ。
そういった意味で、今回も感じることが多かった。
会場内は、大半が写真撮影OKだったので、
自由に写真を撮れたのも、よかった。
やっぱり満足度が違う。
残念ながら、絵のタイトルは
撮ってないから分からないが(笑)
グッズコーナーも、そこそこいろいろあったが、
結局、何も買わず、
この雑誌だけゲット。
他の人たちが、この展覧会やホックニーに何を思うのか、
ちょっと気になるところである。
カフェコーナーで小休止。
コーヒーではなく、ソフトクリームに!
休憩後には
コレクション展示室へ。
横尾忠則「水のように」が開催中。
ほっこりした気分の後に、
横尾さんの絵を見ると、一気に目が覚める!
しまった!
横尾さんの絵を見てから、ホックニー展へ行けばよかった。。。
横尾さんと、ホックニーとでは
月と太陽、砂糖と塩、
焼肉丼と海鮮丼くらい印象が違う。。。
この絵も強烈!
そして、横尾さんといえば、
代表作品の一つ、
Y字路もあったが、期待通り不気味。。。
ホックニーと横尾さん、
癒しと、刺激の両方をお求めの方には、
ぴったりの組み合わせかもしれない(笑)
ちなみに、二人には親交があり、
それを示す作品も展示されていた。
次の日本でのホックニー展は
いつになるかわからないので、
この機会に行ってみることをおススメする。
もし、また27年後だったら、
そのとき、ホックニーは113歳!!!
ひょっとすると、
ホックニーなら、まだ生きてるかもしれない。。。
さらなる進化とチャレンジの跡を見せてくれるかも!?
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