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違いがわかる男・後藤純男美術館 in 上富良野

今回は、ラベンダーで有名な

北海道・上富良野へ。

目的地は、後藤純男美術館。

後藤は、一般にはそんなに知られていないものの、

日本美術院賞(大観賞)や

内閣総理大臣賞など多くの賞を受けた

押しも押されぬ日本画の巨匠。

富良野の広大な大自然の中に、この美術館はある。

真っ青なそらと、木々の緑、

どこを切り取っても

一枚の絵画になるほど、美しい。

入館してから知ったのだが、

後藤純男、

”ダバダ~♪”

で有名なネスカフェ・ゴールドブレンドのCM

「違いがわかる男の・・・」

にも出ていたとは。。。。

まったく知らなかった。


私はまだまだ

違いがわかる女ではないかもしれない(笑)


館内は撮影OK。


どれだけ撮影するかはわからないが、

嬉しい。

さっそく1枚!

後藤作品の印象だが、

繊細さと、大胆さが融合した日本画。


色彩豊かで、アートに馴染みない人でも

楽しめるのでは?

正直、これまで日本画に興味が薄く、

これほどじっくり見たのは、久しぶり!

実は、私の出身地・大分県にある

九州芸術の杜に

後藤純男・リトグラフ館があるのだが、

まだ行ったことがない。


こんなに素晴らしいのなら、

素通りせずに行っておけばよかった、と

ちょっと後悔(笑)

館内の映像で知ったのだが、

後藤純男は、東京藝術大学に落ちて入学できなかったにも関わらず、

のちに、美術学部の教授に就任している。


ちょっとリベンジ気分だっただろうか?(笑)

こういう人生も、かっこいい!


画家の経歴を知ることで、

絵への興味が増してくる。

鑑賞途中、テラスで一息つくのも、

またいい。

北海道上富良野の大自然で、

目も心も癒してリフレッシュ。

テラス横には、レストランカフェも併設されているので、

胃袋を満たせるのもいい。(笑)


一息ついたら、

またゆっくり絵画を楽しむ。

日本の美術館は、

カフェやレストランが館内にないことが多く、

また再入場も禁止されていたりで、

休憩しながら、じっくり絵を楽しむのが、ほぼ無理。


これはぜひ改善してほしいポイントの1つだが、

その点、ここは満足!

迫力ある、大きな絵画に負けない程広い館内。

絵画世界に心ゆくまで没頭できる。

普段、満員電車でもみくちゃにされる日々を

忘れさせてくれる。

このへんに、熊が出るのだろうか!?

後藤美術館、期待の何倍も楽しめた。

こういう美術館こそ、

もっと知ってほしいし、

日曜美術館などで取り上げてほしいものだ。

美術館の余韻を味わいながら、

富良野のあちこちで見かける、

ファームでまた一息。

ヤギや羊とふれあえるから、楽しみ倍増!

北海道の雄大な自然のなかで、

ゆったり、気ままにアート旅。

アートも風景も存分に楽しめるのは、北海道ならでは!


さて、次はどこへ行こうか。。。。



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