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感情のスケール

最近よく書いてるけど、

私が個人的に、エイブラハムの教えの中でも特に好きな内容が、「感情のスケール」という概念。

↑このように、感情には段階がある。

感情を言葉にするのは難しいので、大体の目安だと思ってもらいたい。

1がソースと同調している状態で、22がソースから最も離れている状態。

私たちはみんな、この1〜22を行ったり来たりしている。

そして、みんな自分の感情に見合った現実を認知している。

自分が今感じている感情からかけ離れたものは、認知することができないし、

いい気分になろうと思っても、22から一瞬で1まで移動するのは不可能だ。(だから少しずつ上げていくのが重要になる。)

人間関係でも、感情がかけ離れている人と長時間一緒にいることは不可能だ。

それに他者に対して、自分の今の感情からかけ離れている要素を見出すことも不可能だ。


だから、いつもネガティブな感情を感じている人は、ポジティブな人のことを見るときにも、重箱の隅をつつくようにネガティブな要素を見出したり、引き出したりするし、

せっかく褒められたり肯定してもらったりしても、なぜかプレッシャーや嫌味などのネガティブな解釈をしたりする。

逆に、ポジティブな感情を感じている人は、ネガティブな人の中にも、長所や愛、喜びを見出し、自然とそういう部分を引き出す。

しっかりソースと同調していれば、たとえ目の前に怒り狂ってる人とかがいても「あはっ♪なんか可愛いな〜♪」「この人も(もっと幸福になっていく)旅の途中を楽しんでるんだな♪」などと思うものだ。

だからダメージを受けないどころか、どんな人と関わっても、ますます幸福を感じるようになる。

常にしっかりソースと同調していれば、何があってもいつもポジティブな人間でいることができるが、

そうでもない限り、人は誰しも、関わる相手によって人格が変わるのは、そのように相手の感情や期待に影響を受けているのが理由だ。



まあ、物心ついた頃から何十年も22〜17あたりの感情ばかり感じている人は、「1の感情なんて存在するわけない」などと言うと思うけど、

そういう人も実は、生まれた瞬間は1だったので、単に忘れているだけだ。

その気になれば、誰でもいつからでも、1の感情を思い出すことができる。


私自身も、17〜22の感情ばかり感じていた時期に、

ある人が「生かしていただいてありがとうございます✨と考えましょう✨」と発信しているのを見た時には、「は?死にたくても死ねない人の気持ちを分かって言ってんの?」と思ったものだ(笑)

生きる喜びなんて何年も忘却の彼方だったから、仕方ないw

でも今だったらよくわかる。

今では自分の人生が大好きだし、大切な宝物だって心の底から思える。

日常的に「楽しい♪嬉しい♪」「生きててよかった〜♪」ってよく言ってるし、だからますます「生きててよかった〜♪」と言う機会が訪れる。

もちろん物質現実でも、あらゆる問題が体験から消えたし、

楽しい体験がどんどん増えているけど、いつも必ず現実よりも感情の方が先に叶っていることがポイントだと思う。

感情のスケールを上がれば、例外なく誰でも1の感情に対して「わかるわかる!自分もそう思う!」と感じるものなのだ。




先述の通り、感情にも引き寄せの法則が働く、つまり似たような状態が集まってくる、という性質があるので、

絶望状態から、1秒で至福を感じることはできないのだが、

瞑想や「思考の転換」などのワークを通じて、少しずつネガティブな感情を弱めていけば、

22→20→18→…→5

という風に、徐々に感情のスケールを上げていくことができる。

無理をせず、1日に一つとか、2日に一つずつ上げていくのでも十分だ。

するとそのうちに、自然と1の感情になって感激することもあると思う。

でもべつにそれを目指さなくても大丈夫で、7ぐらいまで行けば十分にいい気分を感じられると思う。



ソースはいつも、この感情のスケールを上がるように導いてくれている。

だから絶望していても、普通にテキトーに過ごしていれば、自然と「復讐心」や「怒り」に感情が移行しやすい。

他人に危害を加えたり、蹴落としたり、マウント?とかして満足そうにしている人は、例外なくこの現象が起きている。

つまり、ひどく絶望していた状態から→復讐心に移行して、その感情のまま行動に移したわけだ。

絶望よりは復讐心の方が、まだマシな気分なので、本人は「(絶望よりはだいぶ)気分がいい!これこそが喜びだ!」と感じているのだ。

もちろんそんな行動をするのはオススメできないが、復讐心→怒り→不満→…と徐々に移行すればいいだけなのだ。


感情のスケールが高い人が、他人に危害を加えることは、絶対にあり得ない。

1〜7ぐらいの感情でいれば、他者にも自然とポジティブな影響を与えていることになるし、よりポジティブな感情を感じるような、喜ばしい現象がどんどん起こる。

先述のような、復讐心で他人に危害を加える人の被害者になる人もまた、恐怖などの、近しい感情のスケールでいるものだ。

ドラマや映画といったフィクションや、意図的に編集されたテレビ番組などでは、

「いつも肯定的で、感謝の気持ちを忘れない、愛溢れる菩薩みたいな人が、突然悪い人に襲われたり、悲劇に見舞われる」

のはよくあるストーリーだが、これは現実では絶対にあり得ない。

1〜7の感情を頻繁に感じていたら、17〜22の感情を感じている人と直接関わるのはほぼ不可能だし、ましてや至近距離で面と向かって長時間話すとか、直接殴られるとか、そういうのはもっと不可能なのだ。


人のフォーカスの力は強力だ。

エイブラハム曰く、虐待を受けている子供でさえ、好きなおもちゃなどの、何かしら自分が気分よくなる事柄に思考を向ければ、程なくして被害を受けなくなるらしい。


1〜7の感情を感じる思考をしていれば、必ず、もっと1〜7の感情を感じる現象が起こり続けるし、

目の前の人が別人になったかのような振る舞いをしたり、同じように1〜7の感情を日々感じている人ばかりが周囲に現れるようになる。

長期的に関わる人だけでなく、その瞬間だけ偶然関わる人…例えばふと思いついて入ったレストランのウェイターとか、エレベーターを乗り合わせた人とか、そういう人間関係でも、この法則が働く。

どこで何をしていても、その通りになる。


もちろんパートナーシップでも同じで、DVとか共依存とか、激しい喧嘩とかのネガティブなドラマは、絶望や怒りを感じているふたりだから起こることであって、

どちらかが感情のスケールを上がれば、その現象は無くなって平和な関係になるか、または二人が自然と離れてもっと幸せになるか、のどちらかだ。

また、自分が無価値観(21)を感じているのに、安定的に幸福(3)を感じている人と付き合って、自分のことを幸せにしてもらおう…なんてことも絶対に不可能だ。

そういう「(ひとりじゃ不幸だから)誰かに幸せにしてほしい」と思っている人に対して、口では「絶対にあなたのことを幸せにしてあげる!」とか言う人はいるけど、

それもまた、似たような感情の者同士で起こるドラマなので、だいたいは悲惨な結果になると思うw

でも自分ひとりで1〜7の感情になれば、同じように1〜7の感情を感じている人と自然に出会って一緒になるから、すごくピースフルに、感謝や愛、喜びが溢れる関係になる。


もちろんビジネスや、何か多くの人が関わる活動でも同じで、

問題点に深刻にフォーカスして、焦りや不安、批判などの感情を感じているまま、どんなに頑張って行動しまくっても、解決しないどころか悪化するし、

その感情のまま、誰かに助けてもらおうとか思っても悪化する。

例えば経営者やオーナーだったら、そのネガティブな感情のまま、外部からコンサルとか新しいCEOとかを呼んでも、同じ感情の人しか来れないから、その人もまた同じように深刻に問題点ばかり突いたりして、ますます悪化する。

でも焦って行動する代わりに、一旦深呼吸して感情のスケールを上げて、それから思いつく対策をとれば、自然と楽に何もかも解決し、むしろ「これが起きたことで、すごい拡大した!大きなメリットがあった!」と実感できるルートを辿れる。


やはり何があっても、または何もなくても、

今起きている現実に反応するんじゃなくて、自分ひとりで感情のスケールを上げることが先決だ。

1〜7の感情でいれば、特に何もしなくても良いことばかり起こるし、自然と楽しい行動を思いついて、それが素晴らしく生産的な結果になる。


この世界のありとあらゆる現象をこの表ひとつで説明できるから、「感情のスケール」という概念はやっぱり画期的だと思う♪


大好きないちごのパンケーキ♪

上の写真はホワイトチョコチップ入りのパンケーキにいちごをトッピングしたもの。

いちごの季節は毎年たくさん食べてて、いちごがあるだけでとっても幸せ♪

でも当たり前だけど、不機嫌な時に不機嫌なまま、無理矢理口に突っ込んでも、あんまり美味しくないし、舌を噛んだりするw

でも気分のいい時とか、深呼吸した後にじっくり味わおうっていう意識で食べると、最高に幸せ☺️感情のスケールもぐんぐん上がる♪

幸せを感じることが人生において一番大切だから、大好きなスイーツを食べるときも、存分に味わおうっていう意識でいる♪


ありがとうございます☺️