注文のない料理店 小早川潤子

お立ち寄りいただいきありがとうございました。 何もございませんが、しばしお付き合いいただければと思います。

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「美談の男」を読んで、脇道にそれて考えた。

 袴田事件と死刑制度    「美談の男」( 尾形誠規・鉄人社 )を読んだ。これは袴田事件を裁いた元主任裁判官の転落と再生についての興味深いノンフィンションであるが、ここではこの本の本来の主題にはひとまず立ち入らない。    わたしはひとつの箇所が示している事実に強く注目した。1980年11月19日、最高裁は上告を棄却。死刑が確定する。その翌年81年5月、袴田さんは獄中から姉の秀子さんに宛、手紙を書く。    「死刑囚にデッチ上げられてから間もなく、十三年目に入ろうとしている。

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「美談の男」を読んで、脇道にそれて考えた。