心療内科、もしくは鬱と言われることに抵抗がある人へ（あるDr．からの言葉）

私の母は原因不明のひどい頭痛（一番ひどい時はずっと寝たきりで口にできるものは氷のみ。寝たきりにならない時も嘔吐、トイレは這うようにいくくらいのひどい頭痛）あと心臓の違和感（動悸）、喉の不快感違和感、手首の痛み足の痛みで歩行も辛い書くことも辛い、全身の倦怠感。。。など全身がもう満身創痍という状態で結構数年前から身体はもちろん精神的に参っている。どこへ行っても検査しても何も出てこないし病名もつかない。頭痛外来、脳神経外科、整形外科はもちろん全身の病院ありとあらゆる病院へ行きあらゆる検査をした。けれど、これというものはなく。漢方薬局、気功、ヨガ、あらゆる良いと言われることも試すがよくならない。おまけにこの世の中の状況。私も気軽に様子を見に行ったりもできないし、父の体調も気になる。父は父で全身大病だらけだ。

今の状況しんどいよなぁなんて思ったりしているところへ、妹たちが立て続けに倒れたり。1人はまだ寝込んでいるし。自分のことも色々落ち着かないし、なんだかもうそろそろ良くないですか！？なんてキレ気味に思っていたら、少し気持ちを救ってくれる神もいるもので。

職場の先生（医師）が執筆した医療者向けの色々な病名と症状が載っている分厚い本を処分してくださいと、もし欲しいならば持って帰ってもいいですよ、と言われ手渡された。思わず渡された先から一番気がかりな母の症状がどこかにないかと探す。

そんな私の様子を見てどうしましたか？と聞かれ、母の症状を説明し何かヒントになる病名が載ってないかと探していたと答えた。

すると「結論から言うと、お母さんをちゃんと直接診察してないからなんとも言えないけれどおそらく抑うつからじゃないかと思いますよ、ホルモンがストレスから影響を受けて色んな全身の不調をきたしているんじゃないかと思います」と。

実は脳神経外科で寝たきりの時、救急車を嫌がる母に寝た状態のまま病院に連れて行って診てもらった時に、母を見るなり鬱と言われたこと、鬱っぽい顔をしていると言われて鬱でこんなことなるわけない、と母が後から怒ったことなどを伝える（その時は怒る元気もなかった）

そうすると、「それはちょっと人としてひどいなぁ。。。でもお母さんの話を聞いていると、うつと診断されることに拒否反応が強く出られているけど、ストレスによって影響を受けやすい人と受けにくい人とがいて。アレルギーと一緒で敏感な人、敏感じゃない人がいる、体質なんですよ、と。だから抑うつは心の病気ではないんですよ。鬱と診断されると何かこう弱い人、とか人より劣っているような印象を持たれてしまうから拒否反応が出てしまうけれど。心が弱い人とか心の病気ではなく体質です。例えばカナリアをすごく悪い環境に置いて、死ぬカナリアと死なないカナリアがいる。それはどちらがどう、というわけではなくただそういうストレスによりセロトニンというホルモンが影響されやすい体質かそうじゃないかというだけです」と。「そういうことをきちんと説明してくれる医師、きちんと話を真摯に聞いてくれる医師。こういう時に症状が強いならこちらにしてみましょうか、この時に楽になるならこちらはいらないのでやめておきましょう、といった分析や判断をしてくれる医師を、できれば心療内科の先生でそのような医者をかかりつけにされた方が良いのではないかと思います。今すぐ完治を目指す、ということではなく、心と体は連携しているから自分はそういうタイプなんだと思って今の自分の症状とうまく付き合っていくことがいいんですよねぇ」って。「どうしても心療内科と掲げているところに抵抗があるようなら心療内科とうたってなくても診てくれる先生はいますよ、私がそうでした。と。その症状を診て鬱と思ったら心療内科に抵抗がある方にはお薬を症状を見て出してましたしその時は総合内科でしたけど、鬱の患者さんを百人ほどみてましたよ。だからそういうことも可能なんです。ただそういう風に話をきちんと聞いてちゃんと診てくれるお医者さんを探さないといけないですけど」と。

先日の漢方の講座でも兎にも角にも無理をしないこと！！それが一番、と言われていたけれど。そうできない真面目なタイプの人は今すぐ全部無理をやめます！！となかなか一気に全部止めることはできないわけで。そして逃れられない無理やストレスはやっぱり少しはあるような気がするし。そうするとストレスに弱い体質の人は抑うつからいろんな症状が出てしまう。またそこから自己嫌悪になったり気に病んでしまうという悪循環。この先生の話を聞いて心療内科に抵抗がある人、自分を責めてしまう人、が少しでも気持ちが楽になれれば良いなぁと思いシェアします。

ちなみにこのDr．ご自身も抑うつだった時期があり服薬していた、と。だけどうまく付き合っていけばいいんです、大丈夫ですよ、と。優しい、、、、気持ちがしんどくなっていた時の優しさ&優しい言葉、話を真摯に聞いてくれる態度に、惚れてまうやろーーーー！！とチャンカワイに心の中でなりそうになった笑。のはここだけの話笑。

とるものもとりあえず母親に↑の先生から言われたことを伝え、ストレスに弱い体質でいろんな不調はやはりストレスからきているっぽいから本当に無理しないこと。嫌なことからは逃げること。今はとにかく話をよく聞いてくれる先生がいる心療内科に行ってみて欲しいと伝えると。身体がとても辛いのか気持ちが辛いのか、はたまた職場の先生の話が響いたのか。今度は素直に早速予約を取って行ってくれることになりました。今は世の中がこういう状態だから心療内科の予約がいっぱいで少し先になるそう。クチコミ通り良い先生で母の気持ちと症状が少しでも楽になりますように。。。。あとは祈る！！！