海とグランピング
わたしは小さい頃から、
自分のやりたいことよりも、
親が勝手に決めたことを守る人生を
生きてきた。
自分は無。
心は生きていなかった。
その結果、
わたしは自分が本当に心からやりたいこと、
心がトキメクものが分からなくなった。
というか、きっと心の奥底に沈んでいった。
やっているように見えても、
まわりの目を気にして人に合わせていたり、
仕事に役立ちそうだからとか、
なんやかんや、理由を並べては
世間や親がいいと言いそうなものを
選んでたんじゃないかなと思う。
でも、その中でも、
お金とか利益とか度外視して
楽しいと思えることは、
やっぱり心から純粋に楽しめてたなあと
振り返ると感じる。
ところで、
家族旅行とかも、
そう言えばわたしが行きたいところ、
子どもが行きたいところ、
やりたいことを親と話し合った記憶はない。
まあ、旅行行けるだけでも
ありがたいのかもしれないし、
子どもだから、旅行行ける!というだけで
なんだかんだ楽しみというか
うれしいものだけど。
わたし(子ども)がやってみたいことを話し合って、
一緒にやってみようとか、
親側が子どもに合わせて希望を叶えるっていうの
そう言えばなかったかな…
というか、
その前に怒られる恐怖で言えないか、
言えてもおそるおそる…
やっと言えても頭ごなしに否定される、
形だけは叶えてもらえても
叶えてやったんだからと嫌味言われるか。
どっちにしても罪悪感が残る。
猫とかワンちゃんも
他のお家の子が飼ってたりして
かわいいないいなーと思っても、
「お母さんは嫌いなの。」
「あんなの汚いから絶対ダメよ。」
と話す以前にシャットアウト。
キャンプもやってみたいなーと思っても、
そんなのできない
という感じで興味すらもってもらえなかったな…
そういうのの積み重ねで、
どうせ何言ってもムダと思うようになり
いつの間にか親好みの自分になっていった。
だからかな、
わたしが楽しいことやりたいことを
共感したり一緒に楽しめる友達じゃなくて、
親好みが共通する友達と一緒にいたり
わたしは誰かと一緒にいても
人の意見に合わせるようになっていったんだ。
自分らしさを失った。
ますます、わたしの中は空っぽになっていった。
自分の中が空っぽになるとね、
わたしって何だろう?
何のために生きてるんだろう?
って感じるようになるの。
(ネガティブな意味じゃなくてほんとに)
私の中でいっぱいになったのは、
親の考え価値観、世間や誰かの考え。
認められたかったんだ。
虚しい…
小さい頃から
やってみたいこと
湧き上がってくる想いたくさんあったけど、
その都度、つぶされ押し殺してきた。
わたしは、ほしいものを全部
買ってほしかったわけではなく、
お願いをすべて叶えてもらいたかった
わけではない。
気持ちに耳を傾けてもらいたかった、
興味を持ってもらいたかった、
そして何より純粋に一緒に楽しみたかったんだな。
と改めて今さらながら気づく。
何がやりたいのか分からないのって
ほんと辛いんだよね。
まだまだ今でも、
わたしはどうしたいんだろう?分からなくて
葛藤することはあるけど、
前は分からない自分が許せなくて
無理矢理やりたいことみつけたりしようと
がんばってたけど、
今は分からないなら分からないでもいいっかー
と思えるようになってきた。
無理してしぼり出さなくても
自然に湧いてくるものでしょって。
で、最近、
そのちょっと自分の中で湧いて来たのが、
キャンピング。アウトドア。
YouTubeとかでキャンプやってる人のやつ見ると
いいなーと思ってたし、
おしゃれなキャンプグッズとか見ると
かわいいーほしいなーと思っちゃう。
いきなし、テント買って…
とか本格的なキャンプはちょっと敷居高いから
今流行りの?グランピングなるものに
挑戦してみた。
やっぱり、わたしは山より海が好き。
北より南(あったかい場所)の方が好きみたい。
そして海辺でやってみたかったこと…
開放的な空間で弾くギターは気持ちいいです。
昔、2年くらい海の近くに住んでたことあって、
その時もたまにギターかついで
海辺で弾いていました。
わたしが泊まったのは
トレーラーハウス?キャンピングカー?
というのかな。
テントやテーブル買って組み立てたり、
火をイチから起こしたりせず、
割と低コストでキャンプ感を味わえるから
なかなかよいですよ。
余談…
ホテルとか一般的な宿泊施設と違って
寝具がない。
毛布だけ持参したけど、
硬くて次の日背中がめっちゃ痛くなった泣。
マット持参するといいかもね。
そうやってキャンプ通の人たちは
快適に過ごす工夫を身につけていくんだろうな。
ギターも音楽もだけど、
アウトドアも、
一緒に楽しめる友達仲間を見つけれたらいいな。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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