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【体験記】半断食、2日間だけやってみました
こんにちは!養生ダイエットコンサルタントのJunkoです。
世界中で人気の断食(ファスティング)ですが、今回はElly式養生ダイエット®がおすすめする「半断食」の方法&体験記をご紹介します!
そもそも「半断食」とは?
半断食。調べてみると、いろいろなスタイルがありますね。Elly式養生ダイエット®では玄米粥をベースに、日本伝統の方式にのっとった半断食を推奨しています。
最大の特長は、
完全に絶食するわけではない、ということです。
玄米粥と味噌汁に加えて、トッピングもOK(詳細は後述)! 胃腸に負担の少ないヘルシーメニューが食べられるので心理的なハードルが低く「挑戦しやすい」「続けやすい」のが嬉しいポイントです!
半断食はいいことだらけ
内臓のリセット、強力なデトックス効果はもちろろん、心がクリアになり直観力や幸福感が高まります。経験者からは「一度やるとクセになる」の声も。習慣化することでダイエット効果もぐんと加速します!
ちなみに、よく似た言葉に「半日断食」がありますね。こちらは1日のうち12~16時間程度は食事をしないというもの。
Elly式養生ダイエット®では毎日の「12時間断食」を基本としています。
*詳しくはこちらをご覧ください
半断食のはじめ方
玄米粥と具の入っていないシンプルな味噌汁(=具なし味噌汁)が基本です。期間は3日間連続がベストですが、1日だけでも効果が見込めます。
スケジュール
朝:甘くない飲み物(具なし味噌汁、梅醤番茶、小豆茶などのお茶)
昼:玄米粥(1日分の半量)と、具なし味噌汁
晩:昼と同じ
Elly式養生ダイエット®半断食の心得
✅1日分の玄米粥の量は0.5合分。これを昼と夜で分けて食べます
✅食べてもいいもの
トッピングとして植物性の食品や細かくカットした野菜などはOK!味変できるので食の楽しみも広がります。
✅NGなもの
消化器官に負担のかかる固形物や刺激物は食べません。とくにじゃがいも・砂糖・果物・香辛料はNGです!
✅期間
3日間連続がベストですが、1日だけでも効果が見込めます!
✅注意
半断食期間の前後2~3日は、いわゆる回復食として「ケの日」にしましょう。
(ケの日=肉・卵などの動物性食品、スイーツ全般、アルコール類を食べない日のこと)
半断食のトッピング例
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【体験記】正直どうなの?
人生初の「半断食」
たくさんの効果があることは分かっているけれど、なかなか一歩が踏み出せませんでした。
どのくらい辛いのか、あるいは余裕なのでしょうか?
<実践>まずは、玄米粥。
1日分の玄米0.5合を約5倍の水で炊きます(炊飯器のお粥モードでOK)
私は2日分(玄米1合分)を土鍋でまとめて作りました。
★中火で加熱、沸騰したら弱火で40分、しばらく放置
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■1日目の昼ごはん
炊き立ての玄米粥がとてもおいしくて食が進みます。あっと言う間に食べ終わるので物足りなく感じ、具なし味噌汁を2杯飲んで自分をごまかしました。
とはいえ、いつもの「ケの日」の昼食と大きくは変わらないので「物足りない」レベルで終了。空腹感よりも、大好きな無添加ナッツが食べられないことがつらかったです。
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■1日目の夜ごはん
めちゃくちゃお腹がすくので「噛む」に集中。でも、お粥自体は柔らかくてあまり咀嚼できないため、トッピングに黄ビーツ(みじん切りにして軽く茹でたもの)などをプラス。
実際、黄ビーツはこの写真の何倍も乗せています。トッピングのバリエーションを増やすことがコツになりそう。
食欲から気をそらすために夜散歩へ。胃腸はかなり軽くなっていました。
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■2日目の昼
水分を含んでもっちり感が増し、食べ応えもしっかりと感じられるように。トッピングは大豆ミートを刻んで醤油で軽く味付けしたものしたもの。大根おろしもまぜて食感に変化をもたせました。とにかく噛みたくなるので食感の大切さを実感。味噌汁を2杯、ゆーっくりと飲み干しました。
たしかにお腹はすくのですが、仕事や雑事で忙しい日中はなんとかスルーできます。空腹感が出てくると気をそらすために「ストレッチ」「片付け」「散歩」などをサクッと。結果的に、時間を効率的に使えていました。
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■2日目の夜
昼食の残りの大豆ミートをよく混ぜて一体化。梅干しで塩分を補給。
胃腸はかなり軽く、お腹はぺったんこに。
お腹が空いて眠れないかも…と思いましたが、気をそらすために「瞑想系」を聞き流していたら、いつの間にか爆睡していました。翌朝はすっきりと目覚めがよく、終わってみれば「意外と平気」でした。
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濃厚に感じられました
感想とコツ
「お腹は空くけれどけっこう平気」な2日間。
私の場合、体重の変化はほとんどありませんでした(約300g減)が、胃腸がとことん休まったようでお通じが快調。最初は食べたかった無添加ナッツも、「無い」を受け入れると諦めがつきました。
心がどっしりと落ち着き払っている感覚で、「断食ハイ」の断片を垣間見た気も。
五感も冴えた気がします。いつもの通勤路で、スイセンの香りがふわーっと鼻をつき驚くほどでした(こんなに香りが強かった?と)。脳の働きがスムーズで、やるべき事がサクサク進みました。
さらに効果を感じたのは翌日です。普通に炊いた玄米があまりにもおいしくて、じっくり、しっかりと味わいました。先人たちが繰り返す食の奥深さを実感し、養生が一段進んだ。そんな思いに至ったのです。
<継続化のコツ>
●好物を部屋に置かない
私は大好物の無添加ナッツがなくなったタイミングで半断食を開始しました。目に入るとどうしても食べたくなるので「家の中にない」状態を作ることで、諦めることができました。
●「気をそらすリスト」を作る
断食道場などの空間ならともかく、自宅で半断食をキープするには工夫が必要です。私の場合はこんな手段で気を紛らわせました。
・歯を磨く
・軽いストレッチ
・お灸をする
・片付けをする
・実家に電話してストレスを言語化する
・出汁を丁寧にとる(具なし味噌汁用)
・野菜を丁寧に切る(トッピング用)
たった2日ですが、達成感と自己効力感はとてつもなく大きく、多くの人が断食に引き付けられる理由が少し分かったような気がしました。ただ、「断食が一番つらいのは2日目」とも言われるので、3日間続けた方がより心地よさを感じられたのかもしれません
最後に―やっぱり玄米はすごい
半断食の主役・玄米の外皮(糠・胚芽)には、抗酸化作用のあるミネラル、エネルギー代謝に必要なビタミンB群、腸内環境を整えてデトックス力を発揮する食物繊維など、現代人に不足しがちな栄養素がたくさん含まれています。
外皮が“お米の命”といわれるのも納得ですね。
マクロビオティックの創始者である桜沢如一氏は、書籍『食養人生読本』の中で玄米について次のように説いています(一部抜粋)。
米の飯の如きは、かめばかむ程そのウマサ、アマサが増して、これを数年、数十年続けて食べても決して飽くということがない。長きに亘って食べてあくことのないようなものが本当に美味なものである。
ビフテキでもカツレツでも、三日か五日食えば到底続けることが出来ないようになる。永く続けることの出来ないもの、アキの来るものは本当の正しい、美味い食物ではない。
食物は必ず空腹になつて初めてとるべきである。とるにしても必ず腹八分目でなくてはならないのは、昔からの言い伝えがある如く、極めて平凡ではあるが重大な事実である。
食養を守ってゆくと、こんな「心」が、静かに、ひとりでにわいて来ます。眼がさめて来ます。それが食養のネライです。食養は大自然、神の国、こころの世界を開いてゆくことです。
静かにこの肉体に生命を与える大自然の恵みを深く深く味わい、感謝し、念うことなのです。
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『食養人生読本 マクロピオティック健康と幸福の人生設計』桜沢如一著
東洋医学では「少食は長寿の秘訣」とされ、古来より養生法として重視されています。
あまりにも身近すぎて見過ごしてきた「食」の凄さ。この意味を実感・腹落ちできたことが、半断食のいちばんのメリットでした。
皆さんも、ぜひ半断食の世界を味わってみてください。きっと、ダイエット以上の大きなギフトが得られると思います!
✨最後までお読みいただき
ありがとうございました✨
<Information>
「Elly式 養生ダイエット®︎プログラム」
2024年10月にスタートした
「Elly式 養生ダイエット®︎プログラム」 は、
東洋医学をベースに「10kgやせる養生」を実践する、完全個別制プログラムです。
私もコンサルタントの一人として、
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