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山崎与次兵衛アーカイブ:三輪眞弘

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これまでWebページ、Blog記事などの形で20年に亘って公開してきた三輪眞弘さんについての文章をアーカイブ。
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#藤井貞和

「参考文献要約表:三輪眞弘を理解するために」 表の見方と説明(2019.8.15)

[はじめに] 以下のレジュメは、「参考文献要約表:三輪眞弘を理解するために」の説明を目的として、2019年8月15日に大垣のIAMAS(情報科学芸術大学院大学)で開催された、共同研究「『システム内存在としての世界』についてのアートを媒介とする文理融合的研究」の研究会で行った発表用に用意したものです。要約表は、「参考文献:三輪眞弘を理解するための300冊+3冊」の文献を、文献が描き出す「星座=布置」の或るバージョンを提示することにより要約することを目的としたものです。発表の機

「火の鎌鼬」再演を聴いて

2015年10月12日 JTアートホールアフィニス:「男声合唱団クール・ゼフィール第9回演奏会」 湯浅譲二:男声合唱のための「芭蕉の俳句による四季」 三輪眞弘:女声傍観者達と5人の男声歌手のための「火の鎌鼬」  (藤井貞和「ひとのきえさり」より) 鈴木治行:「Hexagon」for 6 male singers 松平頼暁:A Person has let the "Kerry" out of the bottle  (男声合唱+女声合唱版・初演、詩:松井茂) 指揮:西川竜

「TRANSMUSIC 2014」について

サントリー芸術財団コンサート TRANSMUSIC 2014 2014年11月8日いずみホール クラーレンス・バルロ「ナイルの一月」室内オーケストラのための 指揮:野平一郎 管弦楽:いずみシンフォニエッタ大阪 三輪眞弘「ひとのきえさり、藤井貞和の詞による序奏と朗読」シンギング・マシン、アイントンと9人の演奏者のための(2013) シンギング・マシン、アイントン:マーティン・リッチズ、管楽5重奏と4人のドレミパイプ奏者:いずみシンフォニエッタ大阪  フォルマント兄弟 歌謡

「ひとのきえさり」日本初演を聴いて

「ひとのきえさり、藤井貞和の詞による序奏と朗読」 KNMベルリン 2014年2月11日アサヒ・アートスクエア:「ハイブリッド・ミュージック」東京公演 「ハイブリッド・ミュージック」は、マーティン・リッチズのミュージック・マシンと人間の奏者の「合奏」という編成による 新作委嘱作品を中心(というのも1曲だけ、トム・ジョンソンの「24個のパーカッション・インスタレーションのために」のみは、 1995年に書かれたという点と人間の奏者は介在しないという点のいずれにおいても例外なので)