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新卒入社から新卒起業の時代へ
これまでは高校や大学を卒業したら、進学・就職が当たり前の時代でした。
起業すると言ったら変人・変わり者扱い。
周りの人達からは、「失敗するからまだ早い」「まずは就職して経験を積んだ方が良い」「とりあえず大学は出ておいた方が良い」「起業したかったら就職して経験を積んでからの方が良い」等と言われたでしょう。
今もまだそのように言う人達が大半のような気がします。
ただ、誰にアドバイスを求めているか考えてみると良いかもしれません。
そのように言う人の中で起業した経験のある人はいるでしょうか。
起業していない人は「イメージ」や「知識」でアドバイスをします。
経験に基づいたアドバイスではないのです。
仮に起業経験のある人ばかりにアドバイスを求めたとしたら結果は異なると思います。
「失敗しても良いからチェレンジしてみたら」と言うのではないでしょうか。
起業して失敗した経験のある人であっても「やめておけ」とは言わないと思います。
「自分がやりたいのならやってみれば」「やりたいことをやるのが一番」等と言うかもしれません。
そして何より「経験(実体験)に基づいたアドバイス」を貰えるでしょう。
今の時代「起業」はメリットしかないような気がしています。
・商売のタネはいくらでも見つけられる(インターネットの発展により)
・小額からでもスタート出来る
・商いを実体験として経験できる
・その中で取引先やお客様や自社メンバーとの関係性を構築できる
・マネジメントのスキルを習得できる
・発想力を鍛えられる(利益を生み出す思考になる)
・粘り強さが習得できる(諦めない場合)
・毎日が刺激的で楽しいので飽きにくい
等々。
仮に「飲食店を経営してみたい」ということであれば、強く思えば必ず出来ます。
とりあえず、ネットでレシピを調べて、お弁当を作って、どこかで販売したって良いのです。
商売の仕方は無限にあります。
飲食店で修業するよりも、いきなりスタートして実践で経験を積んでいった方がてっとり早いです。
もちろん、無許可販売は駄目なので、そこらへんの調査・認可取得は必要です。
会社を設立することで、責任感や経営者意識も芽生え、社長としての自覚も生まれます。
経営者の仲間も増えていきます。
その中で経営者としての経験も積んでいくことが出来ます。
「好きなことをして生きていく」
「時間に縛られずに自由に生きていく」
という人生が手に入ります。
何より「勉強することが当たり前」という生活になっていきます。
「勉強」が「利益」に直結するからです。
起業は一番効果的な自己投資です。
なるべく早い段階で自己投資をするのが良いでしょう。