街を知る
ウォーキングを始めたことで街への理解が深まってきています。
毎日意識的にコースを変えているので、毎日新しい発見があります。
その土地を実際に歩くことでその土地の歴史や地形への理解も深まります。
・この土地にはこんな歴史があったのだ
・この人物はこの土地に関係していたのだ
・この歴史的な事柄はここで起こったのだ
・この道はここに繋がっているんだ
・この土地は坂が多いなあ
・この土地の周辺はこんな風になっているんだ
等々、様々なことに気付かされます。
長年住み慣れた土地であっても、自分が通る道は限定されがちです。
目的地に行くことが目的で最短ルートを通ろうとするからです。
普通は時間がない中でわざわざ遠まわりしようとは思いません。
ウォーキングの場合は目的は距離であったり時間であったりします。
私の場合は距離ですが、一日何時間と決めている人もいるでしょう。
どちらにしても、遠まわりしても目的は達成できます。
意識的に色々な道を通るのではないでしょうか。
そうすることでその土地への理解が深まります。
街が五感で理解できます。
地図を眺めているだけではわからない感覚です。
そしてその土地への愛着や感謝の気持ちも生まれます。
不思議とそんなものです。
自然に触れて自然への感謝の気持ちが生まれるのと一緒です。
毎日目的や時間に追われて生きていると街の風景が見えてこないような気がしています。
遅刻しそうな時や次の予定が入っている時などは意識の余裕もないような気がします。
ウォーキング自体を目的にすると「街を知る」「その土地を理解する」「自然を感じる」といったことに意識が向きます。
これは気持ちの変化も含めて新しい発見です。
前にも書きましたが、ウォーキングの魅力や可能性を感じ始めています。
これはとても奥の深いものなのではないかと。
とりあえず一ヶ月は続けてみようと始めたことですが、なんだかとても長い付き合いになりそうな気がしています。
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