飲食店の安定経営の為に③
本テーマでは過去に2回投稿しました。
前回の続きになりますが、自分としてはやはり「人」に興味があるので「人」を育てたいという想いがあります。
ロボット化、セルフ化はある程度推進すべき流れだと思うのですが、それ以上に「人」の重要性を高めていきたい。
一見すると矛盾するような内容かも知れませんが、そうは思っていません。
飲食店経営はやはり「なかなか安定化しない」且つ「奥が深い」ものなのです。
それ故にそこに携わる「人」は「多くの能力が求められる」ということになります。
「多くの能力が求められる」ということはそれだけ「人」として成長する機会があるということです。
「人材育成」という観点では飲食店という職場はとても可能性があるのです。
安定化の為には、多くの経験を積んだメンバーの育成が欠かせません。
「店長を任せられるような人材を沢山輩出していく」
その数が多ければ多いほど、経営は安定化していくのでしょう。
仮にA店の店長が急な事情で退職したとしても、A店の他のメンバーが店長が出来る。
また、B店の他のメンバーも店長が出来る。
いずれにせよ多店舗化は必要でしょう。
その上でセルフ化やロボット化も進めていく。
そんな形ではないでしょうか。
既に大手店は実施済みですが、ブッラックにならないようにしながら利益を出していくという点においてはまだまだ多くの解決すべき課題はあるように思います。
そのようなことを1店舗のレベルから試行していくことは逆に考えれば有利であるとも言えます。
1店舗でそれを実現できれば、それを水平展開していけば良いわけですから。